茶日記43。
紅茶の世界には昔からゴールデンドロップという概念が存在する。
(なんと緑茶でも!)
ティーポットから注いだ後の最後の一滴に旨みが濃縮されているのだという。
その為ラストドロップとも言う。
注ぎ終わったと思っても、
ポタポタと落ちる雫も注ぎきるのが美味しい淹れ方とされている。
(旨みとコクが増し加えられるらしい。)
わかるんだけど・・・・わかるんだよ・・・。
でも・・・。
私紅茶はサラッと淹れてる。
いやたしかに最後のポタポタも注いでるからゴールデンドロップまで落としてると言えるんだけど、
そんなに本気で落としてない。
世の紅茶好きの人達はどの程度ゴールデンドロップ落としてるのかなー・・・。
逆に台湾茶となったら、
ゴールデンドロップ超落としてる。
必死で振って、まるで搾り取るがごとく茶葉の水分全部出そうとする。
これは今淹れてる煎に旨みを入れたいからというよりは、
次の煎に影響しないようにとの意図からなんだけど。
台湾茶は多煎だからね。
一煎一煎しっかりお湯を切る事が、
どの段階の煎でもおいしく飲むコツだし。
では台湾茶ほどではないにしても比較的煎が続く緑茶はどうか。
私は紅茶同様サラッと淹れてしまう。
いちおう最後の方のポタポタは落としてるけどさ・・・。
私のゴールデンドロップは
落ちてる様で落ちてないのかもしれない。