イタリア・フランス回想記(2003年12月27日〜2004年1月1日)はお休みです。
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もしすべての願いが叶うなら、どうしよう。
2006年、自分のやりたいことリスト、欲しいものリストを作って過ぎ去り、見えない力に後押しされるように実現に向かって動き始めた2007年、私の敬愛するある二人の人の言葉で始めたいと思います。
願いが心に湧き上がってきたとき、日常のふとした瞬間夢というものを見出したとき、自分の中でもうひとつの声が聞こえるのです。
どうせ、まさか、まあいいや・・・
これらが聞こえた瞬間、願いや夢はそれ以上ものにならなくなってしまっているのです。それ以上のもの・・・つまり【現実】です。
「不可能というものがあるのなら、それは君の頭の中だけだよ」
この言葉が私にとってどんなに真実だったか。そしてどんなにあたたかかったか。最高!
そして主体的に考え、目標を見失わないということを私の中で確立できたのはこの言葉。
「他人と自分を比べてはいけない。もし比べるものがあるとしたら、過去の自分だけだ」
他人と比べてばかりの人生はなんて幸福感に欠けるものだろう。どれほど手に入れても焦燥感がつきまとい、どれほどど力を注いでも得るのは成果とは程遠い疲労感だけに違いない。あげくのはてには何を得たかったか見失うに決まってる。そんな人生私はごめんだ。
この言葉には、自分の中をよく見なさいという教訓も含まれているように私には感じられる。ただ単に以前より少しでも進歩していたらOK!というものではなく・・・。
世界中を見て回る人はたくさんいても、自分の中を旅する人はたくさんいるのだろうか。
世界中を見て回ることと同じくらいの価値が自分の中を旅することにあるのかもしれない。
永遠とも思えるこの一瞬の繰り返しの中で、けして惰性という名のいまいましい手に囚えられてはいけない。