ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

貴公子とお茶会4

猫日記262。
失敗しない店選び27。
貴公子のいる日常15。
夏のノスタルジア29。
茶日記49。




オーナーさんはツテをいろいろ持っている。



そして私は面白くて割のいいバイトがあればしてみたいと思っている。(なければ特にしたくない。)




でも週5日とかは嫌だ。
てことは正社員も嫌って事になる。



あと派遣とかは嫌だな。



派遣会社にお金を入れたくないっていうのもあるんだけど、
派遣を最終目標にしない方がいいと思う。


一時的にいろんなとこで働いてみるのはいいかもしれない。


いろんな派遣元あるし、いろんな派遣先もある。
どこの派遣会社選ぶかでもかなり違うけど、
必ずしもいい派遣先ばかりではない。


派遣で、すごくいいとこにお勤め出来たとしても、
それは派遣会社のおかげと派遣先の企業のおかげであって
自分の自信やステイタスを得られたわけではないし、
自尊心も高められない。


いい勤め先のステイタスが
自分にほんとに必要かつ合ってるものなかというところもある。
そもそも正社員じゃないんだからそのいいとこの所属の人間じゃないし。
私はそういう時でも勘違いしなかった。
勘違いしてる人、たまにいるよ。


あと、実際に派遣で働いてみるだけじゃなくて、
派遣社員を雇った事のある経営者とプライベートで話してみると、
派遣では働かない方がいいという事がわかる。



このオーナーさんは派遣とかあんまり縁が無さそうだけど。




さらにそもそもだ。
雇用形態問わず世の中で働いたところで給料しか手に入らないんだから、
給料以外のものを手に入れようと考える事が無理があると思っていた。
私これが辛かった。


スキルや福利厚生や仲間、場合によっては肩書が手に入ると言っても、
狭い世界の中でだけ通用するものを追い求めるのも微妙だ。
しかもそれがほんとに自分に必要なものなのかというところも微妙だ。


それなのにその為だけに毎日かなりの時間を割かなきゃいけない。
理不尽。


だから世の中の人達は皆せめて結婚して老後資金も貯めてと必死なんだと思う。
それで子供がいて家族で時々旅行に行けることがステイタスみたいな人もいる。


どれもいいとは思うんだけど、
根本的なところで間違ってるからほんとは何にもいい事なんてないっていうのが、
そういう人見てたり実際に話してみたりするとわかる。

むしろそんなステイタス、かわいそうだなといつもひそかに思うんだ実は。
(そこにステイタス感じてる人が聞いたら怒り出しそうだけど。)





オーナーさんは自分の結婚についてもいろいろ話してくれた。









たぶんみんな勘違いしてると思うけど、


私は別に独身が一番いいとは言っていない。


でも、準備出来てない状態で結婚しても必ず失敗する。
ちなみに準備とは結婚資金とかそういう話じゃない。
ほとんどの世の中の人達は絶対にこの準備が出来ないし、
そもそもどういう準備なのか一生理解出来ないから、その状態で結婚する。

(準備について知る方法はすでにいろんな日記で伝え済み。おそらくほとんどの人が認識出来なく、そしてたどりつけない。)



オーナーさんももちろん上記の事は知らないが、
私がそこまで結婚願望ない事を正解だよと心底肯定していた。

オーナーさん(既婚)は結婚について何か思うところがある様だ。
あんまり聞かない方がいいだろう。






とりあえず、面白い仕事かつ給料までよかったらそんなバイトしてみたいわ。






その他にもオーナーさんが事業をしている上での失敗談とか、
逆にすごく儲かった時の事とかいろいろ話してもらえて面白かった。






あと、何かあればこの店も好きに使っていいから!とまで。
必要であれば鍵も渡すしとの事だけど、




橘 「それって•••配達とか行く時に店番が必要って事ですか?」


オーナーさん 「違う!」




よくわからないけど、
とにかく
鍵を受け取ったら24時間いつでもN貴公子に会えるという事になる•••!!




私がお店の前を通りがかるのは、
シャッター閉まってる時間帯も結構多いからなあ。


でも、正当な理由なく人のお店に出入りするって言うのもちょっとな•••。



蕎麦屋のマダムはN貴公子に決まった時間にご飯あげにくるからだろうし、
N貴公子のご飯の買い出しもオーナーさんの代わりにしてくれてるみたい。
あとオーナーさんに麦茶作って差し入れてる。


私は基本的に自由なんで、そんな規則正しく毎日このお店に来れないよ。
しかも私の目的はN貴公子に会う事だもんな。



シャッター閉まってる時でも、
お店の前通りながら
ここにN貴公子が隠れてると思うだけで心浮き立つし、


だいたい朝8時〜18時くらいまではガラス越しにN貴公子に会えるから、
それでいっか•••って思ったんだ。




だから、こうしてたまに森のお茶会で使わせてもらおう。



オーナーさんと話しはじめると会話がとまらないので
どうせならお茶もした方がいいと思うの。