ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

貴族のドレス風スープ1

失敗しなかった料理日記35。
モラトリアム漢方薬20。





とはいえ。





今年は暑くなってから、食養生ぽいメニューを気に入って相当作って食べてる。
トマトのスープなんだけど、ただ単に私が夏になるとトマト食べたくなるからというのもある。
(逆に冬になるとあんま食べたくなくなる。)



トマトがなってる中に住みたいわ・・・。





このスープは、某製薬会社が運営するチャンネルで紹介されてたものを
私がアレンジして作ったらおいしすぎて、
それ以来材料を常備してかなりの頻度で食べているというもの。



最初、本家の作り方と材料で全く同じに作ろうとしたら
ちょうど家にない材料があったの。
だからその時あった材料に差し替えてつくったら
その方がおいしかったんだよ。
(後日本家に忠実につくってみたら、アレンジ版の方がおいしいという事に・・・。)








下記アレンジ版レシピです。


【材料】

ミルクパンサイズの鍋で1~2杯分つくることを想定。


・トマト1個
・レタス数枚
・卵 1~2個
・にんにく1かけ
・ガラスープ顆粒 適量
・料理酒 適量
・塩 適量
・胡椒 適量
・オイル 適量(太白胡麻油か米油。なければサラダ油でも可。)
・水 適量



【作り方】

1.鍋にオイルを入れ、みじん切りにしたにんにくを炒めます。
※にんにくは粗みじんでも可。私は面倒なのでスライスにんにくにします。

2.香りがたってきたら、ダイス状にカットしたトマトを入れて軽く炒めます。

3.料理酒を入れ、軽くアルコールをとばします。

4.水を入れ、ガラスープ顆粒を入れて軽く混ぜたら卵を入れます。
※本家では溶き卵を入れてました。しかし私は面倒なので卵そのまま割り入れます。
溶き卵にする場合は煮立ってから、そのまま割り入れる場合は水の状態から入れるのがよいでしょう。

5.卵に火が通ったら、塩・胡椒で味をととのえます。

6.一口サイズにカットもしくはちぎったレタスをスープカップやスープ皿に入れ、
その上から出来たスープを注いで完成!




これは
あつあつで食べるスープで、
胃腸を冷やす事なく
体の中にたまった熱を取り除く作用をもったスープ。
レタスが特にその働きがあるといわれている。



さらに旬のトマトは体の潤いを増してくれるというもの。
ここでいう潤いとは、
肌がしっとりつるつるとかじゃなくて
体の中の熱を冷ます作用の事を主に言います。

しっとりつるつるとも無関係ではないとは思うけど、
イメージとしては、
体の中で火が燃え上がった時に消火させる作用を増す、というのが
ここでいう潤いなのさ。



まさに夏にぴったりのスープ!




このスープ、多めにまとめて作りおいて
冷蔵庫で冷やして冷製スープで食べてもおいしい。
でも基本はあつあつで食べるのが胃腸にダメージ与えなくていいと思うよー。




調味料類を適量、としたのは
人によって味の好みや体が必要としてる濃さが違うと思われるので。


やたら汗をかいたりとにかく肉体労働をする様な人と
ずっと冷房の効いた室内であまり動かない人とでは
欲する味付けや必要とする量が違ってくる。


ガラスープ顆粒のパッケージ記載の量を参考にお好みの味付けにしてみてね。





ちなみにガラスープ顆粒はこれがおすすめ。


私、創味シャンタンみたいなのとかすごい苦手で
どうしてもスープの素とか抵抗があったんだけど、
これはいけた。










これは食養生としては、体に熱がこもりやすい夏に積極的に食べたいスープ。
でも、個人的にはそこまで体冷やす作用は期待してなかったんだ。
ただ単においしいから!という理由で食べ続けていた。






それなのに。










ガタガタ・・・。

ガタガタガタ・・・・。



睡眠中橘 (さ・・・さむ・・・。)



ぐるん。←夏用薄手デュヴェにくるまった。



睡眠中橘 (うぅ・・・。)←リモコンを手探りで探している。



ピッ。←冷房消した。




睡眠中に凍えた。



このスープ食べるようになってから。






なんでこの猛暑に凍えるの?!
おかしい!!おかしいよ!!


そこでこのスープを食べ過ぎている事に気づいたのさ。


もしかして・・・食養生、意外と効果ある・・・?








それ以来、このスープは長時間外出した時に食べるスープとしました。


外出用スープ。


ちなみに室内でずっと冷房にさらされながら過ごす人の為の室内用スープもあります。






外出用に室内用なんて。
まるで貴族の外出用ドレス、室内用ドレスみたいだわ。