ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

貴族のドレス風スープ2

失敗しなかった料理日記36。
モラトリアム漢方薬21。



外出用ドレスがあれば
室内用ドレスもあるように、



外出用スープがあれば
室内用スープもある。




いやない。
そんなものは本来ない。



ただ単に私がトマトとレタスのスープ食べ過ぎて凍えたから
冬によく作って食べてる体を温める作用のあるスープ持ち出してきただけ!
ただそれだけ!!





冬に作ってた体温めるスープとは。





それは海老団子と生姜とニラのスープなんだけど、
この組み合わせには意味があるの。
そして冬に食べる事にも意味がある。



それなのに。



凍えたからって夏にも食べようとしている。



冬にレシピ公開するタイミング逃してて
次の冬が来たら失敗しなかった料理日記で書こうって思ってた。
でももうこのタイミングで公開する。





海老団子と生姜とニラのスープレシピ
※小さめの鍋で2~3杯分作る事を想定。


【材料】

・海老数尾約100~200グラムくらい
※生の海老をつかうか冷凍のものを使うかでも変わってくる。私は下処理が面倒なので可食部のみの姿になってる冷凍派。

・生姜 小サイズ1個(だいたい40グラムくらい)

・ニラ30~40グラム

・ネギ(白いところ)3センチ程度

・卵1~2個

・片栗粉3~4グラム

・ガラスープ顆粒 適量

・料理酒 適量

・塩 適量

・オイル 適量(太白胡麻油か米油。なければサラダ油でも可。)

・水 適量








【作り方】

1.生姜の一部3グラムくらいと海老とネギと片栗粉をフードプロセッサーかハンドブレンダーで攪拌して細かく混ぜます。
※食感を残したい場合はあまり細かくしない方がよい。
※片栗粉も多めに入れるとつるんとした団子になるけど、つなぎ程度に食材メインの団子にしたい場合は入れ過ぎない。
※包丁でたたいても作れるけど、相当地道な作業になる。


2.攪拌出来たら、片栗粉多めで作った方はここで手に水を付け丸めてバットに並べておきます。
 片栗粉少な目で作った方は、そのまま置いておきます。


3.にらを食べやすいサイズにカット。


4.残りの生姜はみじん切りにする。
※粗みじんでも可。私は面倒なので千切りにします。


5.鍋に油を入れて刻んだ生姜を炒めます。


6.香りがたってきたらカットしたニラを入れて軽く炒めます。 


7.料理酒を入れて、軽くアルコールを飛ばします。


8.水を注いでガラスープ顆粒を入れ、軽くかき混ぜたら卵を落とします。


9.スープが煮立って卵にも火が通ったら、作っておいた海老団子をスープの中に落としていきます。
成形済みの場合はそのままどんどん入れていき、成型前の場合はスプーンでまあるくすくってスープに
落としていきます。


10.海老団子に火が通ったら、塩で味をととのえて完成!







これ、満足度がやけに高いスープ。
具が相当入ってるっていうのもあるんだけど、
海老団子のおかげですごく満たされる。
卵も入って栄養バランスも抜群。



ガラスープ顆粒だけでもおいしいけど、
素材からもいい出汁が出てほんとおいしい!  





ただ・・・。
毎回このスープの海老団子つくる工程で、

大量につくって冷凍しておけばよかった・・・。


って思う。













海老は体を温めてさらに強壮効果もあるので、食べると元気になる。


ニラも腎と脾をあたためる作用があり、胃も健やかにしてくれる。


このふたつは腎に作用する食材とされている為、
腎にダメージ受けやすい冬によい組み合わせとなる。




生姜は言うまでもなく発汗作用があり、体表の病原体を駆逐する作用がある。





つまりこのスープはあつい。


食べるとあったまってしまう。


まさに一日中冷房の中で過ごす人むけと言えよう。




室内用スープでーす。



常に体があつい人は冬になってから食べましょう。