ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

こんな会社がパリとかN.Y.とかまかり通っていいわけない5

モデル発見記13。






この会社の社長直属の部は、長くいる社員数名で構成されていた。
だいたいどの人も勤務年数5~7年くらい。
しかも新人の頃から社長のそばで育てられてそのまま幹部クラスの人になったり
パリ・N.Y.研修に何度も行ったりしてる人もいた。


私もそこにいたんだけど、一言でいうと最悪だね。


私自身もいろいろやられたけど、
一番わかりやすいある人の最悪エピソードをひとつ。






私がここの会社に来る前に退職した女性の社員さんがいたんだって。

何年も勤めてた人で、
他の会社に転職する事にした為、退職という流れになったらしい。


ここまではよくある普通の話。



でもその後からが最悪だった。



その退職社員の人に、そこの部の全員で圧力かけて
退職した後も仕事手伝わせに来させてたんだって。


この時点ではい?って感じだけど、
驚くことに仕事手伝わせておきながら時給すら支払われてなかったそうだ。


完全無償のボランティア!!


しかも皆でよってたかって一人の人に嫌がらせしてたのに、
嫌がらせしてる側は、むしろ自分たちが可哀そうみたいなスタンス。






私、この話聞いた時、
報復願望がふつふつと湧いてきて大変だった。


いや、
特に辞めてったその社員の人になんの思い入れもなかったし、
そもそもこの話を聞いた時点では会ったこともなかったから
その辞めてった社員の人に対してどうこうというのはなかった。
ただ単にやってる側に対してだよ。


やり方が陰湿だし、
精神構造も気持ち悪いし、
行き場のない感情が沸いてきたのだよ。



そもそも、その退職社員さんの方もおかしいんだよ。
どんなに嫌がらせされようと何言われようと
正式に退職してしまえば関係ないし、
そこの部の人達のいう事聞く必要なんてないんだよ。
ましてや無償で手伝ったりするなんてもってのほか。


その退職社員さん、
転職先の会社のお休みの日にここの部に手伝いに来てたみたいで、
そうすると休みなしでずっと働いてた事になる。
普通の人でも辛いと思うのに、
ここの会社の業務は相当きついからね、地獄だったと思うよ。


結局、その退職社員さんがものすごく辛そうにしてるのを見て
ここの部の人達が満足したらしく、
もう手伝いにこなくて大丈夫、新しいところでもがんばってね、
って流れになり、無償ボランティア終了、そこで実質的に完全に辞めて行けたそうだ。





何それ。


今思い出してもイラッとするわ。


これ、労基に持ち込んで行政調査入れた方がいいやつでしょ。
やり方次第では、証拠集めて立件できるかもしれない。






実は私、一度だけこの退職社員さんと会った事あるんだ。
私がこの会社に来て間もない頃だったんだけど、
本人が退職してから結構経ってるはずなのに遊びに来てた。


・・・。



普通辞めた職場に遊びに来る?
しかも結構もめて陰湿な事されて無償で働かされたのに、
なんでそこまでしてここの人間関係にこだわるのか理解できない。


その退職社員さん、おとなしそうなまじめそうな人だった。
おとなしくてまじめなのは別にいいんだけど、
もう少しまともな感覚を養ったり賢くなったりした方がいいと思う。



ていうか、社長は何してたんだよって話だ。
手伝いにこさせてた時。
これ、知らないはずはないんだ。
知っててやらせてるんだよ。
むしろ間接的にこうするように仕向けてたんだと思われる。


この部の社員さん達、社長が大好き。
ほんとに好きかどうかはわからないけど、
社長に育てられ、社長に役職をもらって、社長に研修メンバーに選んでもらって、
そうして社長のために転職で退職していく人に嫌がらせまでする。


からしたら、あの人達って
あの社長が創り出した悲しいモンスターなんだよ。


たしかに一人一人の性質も低品質だから
そんな事になってるんだろうけど、
ほとんどは社長のせいでしょ。


そしていくらここの会社で通用する社員になったからって、
退職していくかつての仲間にこんな陰湿な事するようじゃ人として終わってる感じがする。
(やっぱモンスターだな)






こんな体質の会社なので、
例の若い男性社員も通常の退職の手順を踏みたくなかったんだと思われる。

potoritootitanostalgia.hatenablog.com





基本的にこの会社を辞める時はひと悶着あるんだよ。



たぶん失踪して辞めて行った若い男性社員は、私よりも
他の人の退職時をたくさん見てきてたり聞いてきてたりしたから
強行突破が最もいいと判断したんだろうな。





社員の人のほとんどは、基本的に社長を慕ってたし、
社長だからまあいいかみたいな雰囲気があった。


私もよくしてもらったりもしたし
お世話にもなったとも思ってる。


でも私はこの会社嫌なの。
つまり社長の事も好きになれなかった。





”こんな会社”エピソード、まだまだ続く。