ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

だからといって中小企業に向いてるとかそういうわけでもない

先日、大企業で詰んだ話を書いた。



今日は中小企業に関する日記。
中小企業も、会社様によって全く体質が異なるし、社員さんの傾向もまったく違う。
中小といっても、会社の規模も様々。



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何年か前に直雇用のアルバイトでいた会社があったんだけど、
少数精鋭の社員さんで構成される会社で、皆善良な育ちの良い人ばかりで雰囲気がよかった。



電話で問い合わせて、履歴書持ち込んで、面接してもらった時に
男性の課長さんが対応してくれたんだけど、
採用された時に提示された時給と、
実際に働き始めてからの時給が違っていた。


その課長さん、上に話を通してくれ、私の時給を上げてくれたのだ。
私、どう前向きに考えても会社員としての能力があるとは思えないので、
この事については、辞めて何年も経った今でもひそかに感謝している。



あと、入社にあたって必要な手続き等ついての説明を
女性の部長さんが対応してくれたんだけど、
「ほんとにアルバイトでいいの?正社員の枠もありますよ?」
としきりに言っていた。


私、大企業ではやっていけない人だけど、
じゃあ中小企業だったらいいのかというとそういう事じゃない。
ましてや正社員なんてかなり気が進まなかった。


この会社は東日本支社と西日本支社がある会社で、
社長は両方をいったりきたりする方だったので、
関東での最高責任者はこの女性の部長さん。
人事権ももちろんこの部長さんが握っている。



中小企業には、会社=自分という感覚で仕事している管理職の方も多いので、
誤解されたらどうしようと思った。
正社員の話を蹴ると、会社と自分を否定されたと感じる管理職も少なくない。
価値観が違うだけで、全くそんなつもりはないという事を理解出来ない人も世の中にはいるのだ。



この会社でその事が原因で嫌な思いさせられたというわけではなかったけど、
部長さんにしてみればいろんな意味で面白くなかったはずだ。
それなのに、私は大変よくしていただき、
一緒に組んで仕事していた社員の女の子からも親切にいろんな事を教えていただいた。


この会社の人達の仕事があまりに素晴らしかったので、
大企業の人達の仕事がほんとどうでもよく思えるし、
ましてやへんなのばっかりがいる中小企業が気持ち悪く思えて仕方ないのだ。


結局ここは、1年足らずで辞めてしまったのだけど、
私、あんまり役に立ってなかったわりに
退職を惜しんでいただいて、次はもっと仕事出来るアルバイトさんが入るといいなと思った。


この会社でのエピソードやなぜ辞めたのかについてはまたの機会に書こうと思います。



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ちなみに、派遣社員でしか働けない人は、直雇用の会社で面接→勤務→退職という流れの中で
全て自分でやる、というのがすごく苦手な人が多い。
全部派遣会社に頼りきりで、面接で付き添いの派遣会社の人に助けてもらわないと話も出来ないという人が多いそうだ。


たしかに、会社によっては癖のある採用担当者もいるし、
退職時、ものすごく揉めてなかなか辞めさせてくれないへんな宗教じみた会社もあるけど、
だいたいの会社はきちんと話せば通じる。
通じなかったらお互いに言葉を尽くして納得できるまで話し合えばいいだけの事。


私が派遣会社に登録していざ面接にいくと、全部自分できちんと採用担当者と話すし、
場合によっては意気投合して会話が盛り上がってしまうので、
派遣会社の担当の人は基本やる事がない。


派遣会社の担当の人、驚くんだけど、これくらい働いた事ない学生でもちゃんとやってるよ。
どんなに面接が苦手でも、時間を取ってくれた採用担当者に誠意は見せないといけない。


ほんとにどうしようもなく嫌なのであれば、
どこの会社にも雇われずに働く事を考えればいいのだ。


面接だけに限らず、何もかもが受け身すぎるというのはあんまりよくない。
そんな人でも職場とマッチすればうまく長く勤務できると思う。
でも、やっぱり受け身すぎるというのは人生レベルで考えた時によろしくないと思う。



ちなみに、私はどこの職場ともマッチしない。
ほんとに会社員向いてないと思うよ。