ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

天然のははぎく

ストック品のなかに
ドライカモミールが大量にある。



これ、母に送ってあげようと思って自分では飲まずにとっておいたんだよね。
(母橘はカモミールティーが好き)






インフュージョンでお茶する時に活躍させる事は出来たのに、ずっとそのままある。



そういえばもうしばらく
マンサニージャ•コン•ミエル
飲んでない。



これは
カモミールに蜂蜜を入れたお茶の事で、
スペインの一般的な飲み物、だったかな。



ドライカモミール、いる?
って
今度電話で聞いてみよう。




昔からうちの母と話していて思うのは、
声に年齢感じないという事。


世の中の多くの人達見てると、
声って結構年齢とか長年の心のあり方が出るなーと常々思う。
一般人でさえそうなのに、
声を商売道具としてる職業の人で年齢を重ねても現役の人とかの
声がとんでもない事になってると、
それ・・・致命的なんじゃないか・・・と思ってしまう。



うちの母、なんか違う。


特に電話で、若いお姉さんと話してるみたい。


っていつも思う。




うちの母、四捨五入したら60歳なんだけど、
これは私世代のお母さんとしては年齢若めだと思う。






60歳といったら、
世間一般では、おばあちゃん枠となる事も多々ある年齢だと思うけど、
うちの母と世間一般の60歳を一緒にしてはいけない気がしている。


でも若作りとか一切してないし、
美容やファッションにものめり込んだ事がない。
ていうかそもそもあんまり興味がない。
これはうちの一族皆に言えるかもしれない。





そういえば
小学校低学年〜中学年くらいまで、
授業参観の前になるとクラスの一部の女子が
橘ちゃんのお母さんが来る!若くて可愛い!と騒いでいた。



私これ当時すごい嫌だったんだよね。
とにかく周りと違う事が嫌。
私もみんなのお母さんみたいな感じがよかったのに•••と少々ショックだった。





たしかに当時からうちの母、
年齢的なことだけじゃなくて、
よそんちとなんか違う。
他のお父さんお母さんたちの中で一人だけおばさんじゃなかった。


化粧も装いも身だしなみ程度で特別おしゃれってわけじゃない。
むしろかなり控えめだったのに。



クラスの女子が騒ぐのは、
その子達のお母さん達がうちの母の事を褒めてたからだと思われる。
皆自分達のお母さん達の真似して言ってた風だった。




ちなみにうちの母、これにぜーんぜん気づかない。
天然だから!







授業参観の日の夜、
母が私から
「学校で私に話しかけないで!!」
って言われて結構ショックを受けていた様だ。

私、言ってしまってからその事に気づいたんだけど、
それでも学校で周りと違うのはすごく嫌だったの。


そんな私を見て、
身内は
あれ、この子は反抗期が早い子かね?
と思っていたらしい。







ちなみに
母、こんな風に褒められたからって調子に乗るタイプではない。
そもそも嬉しいなんて思ってない。
普通だったら、にこにこ社交的に振る舞うのかもしれないけど、それが出来ない。
基本的に世渡りが上手くないんだと思われる。


とりあえずカモミールは送るか。