ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

井戸

なんでうふうふって言うんだろう。



あと、うふうふっていうのは実は私にだけ聴こえる幻聴で、
実は違う鳴き声がうふうふに聴こえたっていう可能性も考えて
当時注意深く視聴してみたんだ。



母橘「カル・・・!!甘えん坊!!」

カルピス「うふうふうふうふうふうふうふうふうふうふうふうふうふうふうふうふうふうふ。」




うふうふ以外の何物でもなかった。



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それにしても、あんなカワイイ状態のカルピスを独り占めできるなんて
最高じゃないか。



私も・・・!私もうふうふって言われたい・・・!




私もカルピスを禁断の抱っこしてみる事にした。


高校生橘「カル!ほらうふうふ!」



カルピスは、持てる力の全てを振り絞って
私の腕の中から飛び出した。



高校生橘←涙目。




高校生橘「ねえなんでカルはお母さんの時だけうふうふって言うんだと思う?」


母橘「・・・さあ。」



抱っこはカルピスにとって基本NG行動なので、
今まで通り封じた。母はイレギュラー対応。


でも私もうふうふって言われたい・・・!


その時から私のアプローチが始まった。




カルピスが外出から帰ってきた時。

高校生橘「おかえりカルピスうふうふ!」

カルピス「・・・!」



廊下でカルピスと鉢合わせした時。

高校生橘「あっ、カルうふうふ!」

カルピス「・・・。」



もう挨拶みたいになっていた。



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ある日の事、王座に横たわっているカルピスに話しかけてみた。



高校生橘「カルピス!うふうふ!」

カルピス 黙。





高校生橘「カルピス、うふうふうふうふうふうふうふうふ。」

カルピス「・・・。」




それを見ていたばあちゃんは、ドン引いていた。


祖母橘「カルの気持ちも考えなさいよ。」


カルピス (僕、井戸じゃないんだけど・・・。)



この時の私は、うふうふを投入すれば
カルピスから大量のうふうふが湧き出てくる、
と呼び水のように考えていた今は反省している



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カルピスは、どうしてお母さんにあんなに甘えたんだろう。
うちに来る前の赤ちゃん時代の
お母さん猫との記憶が強く残っているのかな。



カルピス、兄弟たちがたくさんいたとしたら、
その中で一番鈍くさそう。


ミルクの時間に、皆でいっせいにお母さん猫のところに殺到したら
カルピスだけ皆の中に入っていけなくて取り残されてそうだ。


もしかしたら、そんな時にお母さん猫が
カルピスを口元まで咥えて引き寄せて、
他の兄弟たちの食事が終わるまで毛繕いしてあげてたのかもしれない。


カルピスが毛繕いの時になんとも言えない喜びのオーラを発するのも、
そういう記憶があるからなら頷ける。


なんだかんだでカルピスが一番
お母さん猫と密な時間を過ごした赤ちゃん猫だったのかもしれないな。




そしてその時、

お母さん猫「王子としての誇りをもって立派に生きるのよ。」

赤ちゃんカルピス「了解。」



橘家にもらわれてくる。

がじがじがじがじ。

「うわー!」
「噛まれたー!!」
「いてー!!」



ちょっとカルピスのお母さん猫
なんて事してくれたんだ。