ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

勘違いハロウィン3

私そもそも日本で行われるお祭りが子供の頃から苦手で好きじゃない。




ハロウィンは日本だけじゃないけど。





昔いた会社で、
隣の席の人と話がすごく合うから
よく仕事中にいろんな話してたの。


この人、
高校も大学もキリスト教系の学校出た人だった。
聖書も持ってたんだって(授業で使うから)。




この人、特にクリスチャンというわけではなかったんだけど、

キリスト教はいいですよ•••。」

とじんわり言っていた。
ただ、
なんとなくいいと思ってるだけで
聖書を読んでるわけでもない様だった。



それでも少しはキリスト教の思想が入った人だったんだと思われる。


仏教とか神道に興味ない、むしろ気持ち悪いって言ってた。



この人もお祭り自体嫌いと言っていたけど、
渋谷のハロウィンについて聞くと、


「あいつら頭おかしい•••!!」


って言ってた。



やっぱまともな感覚の人からしたらそうなるのね。








あとこの人がよく言っていたのが、
「悪気なく悪い事するのが一番たちが悪い。」
という事。



私はそれまでそんなに強く意識した事はなかったんだけど、
それ以来ほんとそうだなと思って強く意識する様になった。



ハロウィンを楽しんでる人達も
これ。



ていうか私達日本人は基本これ。
いかに早く気づいて
ちゃんと認識するかが重要だと思っている。





ちなみにこの人は悪魔についても
「本当にいる。」
と力説していた。



今思い出すと、
サタン(悪魔)が実在している事実を知っていたのはすごいと思う。
私は知らなかったし、当時そんな事を言われてもピンとこなかった。



ただ、この人の悪魔の認識が微妙だった。




「普通の人間のふりして紛れている」
と言っていた。
これは微妙な認識だ。



人間に入って操る事があるのは事実だけど、
サタンは霊的な存在なので
肉体を持った人間のふりしての存在は出来ない。



他にもこの人にいろいろ聞いてみた。




当時、私の中にずっとあった
キリスト教が乗っ取られてる可能性
についてこの人に聞いてみたんだけど、やっぱり真相はわからなかった。



それどころか、
私がそんな事聞いたからか、否定されたと捉えたみたいで反感抱いていた。



クリスチャンでもないのになんで?!



それに、実際乗っ取られてるし。




この人、いろいろ中途半端だった。
思い返すと
当時はこれが日本の、日本人の限界だったんだなと思うしかない。




それでも
仏教とか神道に興味がなくて、
祭りが嫌いで、
ハロウィンもおかしいと認識してる
この人は、
多くの日本人よりはかなりましだったと思うよ。




この人、嫌な事は我慢出来ない性格だった。
私、嫌な事でも我慢する性格。


この人、渋谷に近寄れないって言って避けてた。
私我慢して通ってたな。



性格的な事もそうだと思うけど、
ちゃんと頭使ってるかどうかというところの違いもあると思う。



私、あんまり頭働いてたとは言えなかった。
なんでも我慢すればいいという事ではない。
なんでもちゃんと考えれば、
我慢するのはおかしいという事がわかる。