ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

ミルクティーは誰のもの

茶日記26。




イギリスではミルクティーがとても好まれるというのは周知の事実。
ミルク・イン・ファーストかミルク・イン・アフターか
で130年も論争し続けるほどにミルクティーへのこだわりが強い!





ミルクの温度は冷たいまま入れるのが本場の淹れ方だけど・・・
だけど・・・。



私は温める派。




ミルクは温めすぎると匂いが変わって味もおいしくなくなるので、
60度前後を目安に、沸騰する前に火からおろすの。
これはカフェのお兄さんから教えてもらった。
(その時はコーヒーの話だったんだけど、紅茶にも展開出来る知識となった。)




そしてミルクティー文化が花開いた背景の水質も重要なポイント。




イギリスは日本と違って硬水なので、
同じ茶葉でも
コクがあり
そして見た目も濃い色のミルクティーが出来上がるのだそうです。


対して日本でミルクティー入れるとなんか白っぽい・・・。





以前、
イギリスのミルクティーをイメージして淹れたのに



茶飲み橘 (私のミルクティーなんか白い・・・。)





・・・ってなった。


私だけじゃなくて日本のミルクティーは軟水仕込みだからみんな白いから。







あと、本場イギリスのミルクティー
バニラビーンズを漬け込んだお酒を少し混ぜて淹れるのだとか。
シングルモルトウィスキーだったかな・・・。)



バニラビーンズは常に家にあるけど酒は飲まねえ。








ロイヤルミルクティーは日本発祥でイギリスにはもともとないやつ。
ロイヤルついてるからイギリスぽいけど造語。


ロイヤルミルクティー、高校生の時は作って飲んでたけど、
今はまず飲まないなあ。






ミルクティーは、
国によってだいぶイメージや認識が違う飲み物なのです。





とはいえ、ミルクティーが好きな人はイギリスだけでなく日本にもたくさんいる!




ミルクや砂糖をたっぷり入れた紅茶は単純においしい。
しかも紅茶のカフェインで目が覚めて、ミルクと砂糖で栄養価もある。
空腹時、ミルクティー飲むと結構腹持ちいい。



牛乳は胃に重たい飲み物だけど、
胃が極端に弱ってない場合は栄養があるし、
胃に膜をつくってくれると昔から言われてるだけあって、
カフェインの刺激から胃を守ってくれる。


胃が弱っている時は豆乳。
豆乳でもミルクティーはおいしく淹れられる。


※ミルクティーにする事でお茶の効能を一部損ねるという説もある為、
ミルクティーにするかストレートで飲むか
どっちをとるか飲む人の選択にかかっている。



このミルクティー、働く人にこそ適した飲み物だと思う。
特に頭脳労働!適度に砂糖とカフェイン供給!






とはいえ。
私どっちかというとミルクティーよりストレートティーの方を好む傾向があるんだよねえ。



ミルクティーは好きだけど。
特にうっかりイギリス式で入れて濃くなりすぎた紅茶の救済措置として最高。