やっと本編戻ってこれました。
私、基本不眠症。
幼少期からずっと眠れない体質。
これ、ほとんどの人が意味わからないと思う。
しかし一時的にでも不眠症になった事がある人なら、
その苦しみとストレスがどれほどのものかわかると思う。
身体的負担はもちろん、
今日はどのくらい眠れるのか、それとも全く眠れないのか、
と毎日毎日365日考えて過ごす事がとてつもないストレス。
横になってそのまますんなり眠れたという事がほとんどない。
子供の頃や10代の頃はだいたい横になって1~2時間くらいで眠れていたけど、
社会に出てからは不眠症が酷くなった。
眠れない時は何時間も横になったまま過ごす。
酷い時は8時間以上目が覚めたまま過ごし
そのまま仕事に行っていた。
この事により、
不眠不休が可能だと思ってしまった。
睡眠不足というのは血虚や貧血と密接につながっているのだという。
これは、血液が眠っている間につくられる事と関係していると思われる。
しかし、眠れないという事に関しては
私の場合は、その因果関係がよくわからない。
それよりも肝臓が深く関係している様に思えたので、
黄連解毒湯を使ってみた。
不眠に使う漢方薬というと酸棗仁湯に行きがちだと思うけど、
私の場合は酸棗仁ではないと判断。
肝臓は血液を使って睡眠中に体内を浄化する。
この働きがいわゆる疲労回復作用なのだ。
この時血液が足りないと、
完全に回復させる事が出来ない。
つまり寝ても寝ても日中眠い、ひどくなると疲れが取れない、
もっと酷くなると起き上がれないという状態になる。
でもここまでくると貧血だ。
肝臓に全身を浄化する為の血液がまわってないからなのか、
そもそもその血液自体が足りなくて肝臓までまわらないのかという事になってくる。
私の場合は血虚かつ貧血だったので、
肝臓が使う分の血液まで十分に用意出来てなかった様だ。
しかも寝付けない。
起きるのは頑張れば出来るけど、
寝付くのは頑張っても出来ない。
近年はメラトニン使って眠れる様にしてたけど、
メラトニンで眠れない事もあったので、
トリプトファン不足やメラトニン生成不足由来の不眠ではなさそうって思った。
加えて黄連解毒湯が効果するという点。
飲むと肝臓に効果しているのを感じる。
そしていつのまにか眠りについている。
血液が潤沢に肝臓へ回るようになれば、
黄連解毒湯なしでも安定するのか、それはあまり関係ないのか•••。
黄連解毒湯は温冷で言えば冷やす作用のある漢方。
したがって、服用する際はお湯ではなく水で冷飲すると効果が増す。
そして乾湿で言えば乾の作用のある漢方なので、
長期服用する事で肌が乾燥する可能性がある。
しかし私の場合、一定期間服用を続けても著しい乾燥は感じられなかった。
もともとある程度乾燥してるからなのか、
そもそも長期服用の長期とは私の考える短いスパンではなく何ヶ月•何年の事だからなのか。
黄連解毒湯は何年も長期服用する事で副作用が出る漢方。その点は注意が必要だ。
しかし私は同じ漢方薬を、ていうか漢方薬自体を、
そこまで長期で服用する事を想定していない。
いつも、短期間で決着つける気でいる。
そもそも、そんなに飲み続けるということは、
効果し続けているという事であると同時に
完全に改善せずにいるという事に思える。
漢方はうまく使えば大変効果するけれど、
根本的な解決方法に踏み切るまでの猶予期間のものという位置づけなのだ。
だからタイトルもそうなっている。
血液が潤沢に肝臓へ回るようになれば、
黄連解毒湯なしでも安定するのか、それはあまり関係ないのか•••。
ちなみに心療内科とか精神科とかは、最初から私の選択肢にない。
20年くらい前、そんなとこ行ったら廃人になりそうってなぜか思った。
その考えはずっと一貫して変わらず、今後もお世話になる事はないだろう!
実際、恐ろしいところのようだ。↓
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