ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

漢方薬の初歩を熱く語る4

モラトリアム漢方薬27。



じゃあ、なんもわからないという人が漢方薬局探してみる言った時どうしたらいいのか。




その興味持った人のおうちの近くに大きい病院があるそうで、そこにそれっぽい薬局あるって言ってた。




橘  「それ処方箋薬局じゃないですか?」

興味持った人 「あ•••わかんないです。」


受診せずに処方箋薬局行っても漢方薬は売ってもらえない。

「処方箋も受け付けている」漢方薬局なら売ってもらえる。







いっそのこと
私が知ってるとこ紹介するか?


いや、紹介出来るとこなんかないでしょ。
むしろ自分で探してもらった方がいいんじゃなかろうか。








•••。






ひとり、よさそうな先生がいる。


でも私もそこまでお世話になってるわけじゃないんだよね。


その薬剤師の先生がいる漢方薬局は、
個人経営のお店。
その先生以外には、おそらく奥様である女性スタッフさんと、
あとは何人かの補佐的なスタッフさんがいる。


その先生以外あんまり詳しくない。


私は好き勝手に薬買ってくだけの自由なお客さんだけど、
その先生との会話の中で学ぶ事も多い。


お世話になっていると言えばお世話になっているけど、私は基本的に全部自分で選んでるので
がっつりカウンセリングというのはあんまりなかった。



ただ、数ある漢方薬局の中で
どこから薬を買うのかとなった時に私はここにしている。


他の漢方薬局はどうかというと、
いろんなとこ利用してたけど、
中には出来れば買いたくない店というのもあった。
つまり売上に貢献したくない。



だからその先生の漢方薬局なら紹介出来るかなと思ったんだ。
かなりの常連だったし。


いい先生だと思うよ。


基本的にはお客さんに対して相談して欲しいと思ってるみたいだし、
私が知らない事を教えてくれるのでこの先生と話すのは苦ではない。




でも、私は自分にチートを感じる。


そんな能力あるとしたら試してみたい。
使ってみたい。


力を•••!!



実際、薬剤師さん達が舌を巻くほどな時もあるんだよ。かなり不思議じゃない•••?
これをチートと言わずしてなんなんだ。






この先生の薬局のスタッフさん、最初の頃は私の事をプロだと思ってたんだよね。
すぐにただの体調不良の素人だと説明したので、その後はそれで理解されている。



私の意思を尊重してくれて、しかも毎回今度は何買ってくんだと面白がっていた。






ただ、ある時を除いて。








ーある時の来店時ー



橘 「こんにちはー。〇〇を3日分だけ欲しいんですけど。」


薬局のスタッフさん「お出ししますね、お待ちください。」


橘 ←待っている。


先生が調剤室の奥からやってきた。


先生 「いらっしゃい。今日はどうするの。」


橘 「〇〇をもうお願いしました。」


先生 「〇〇?!あなたの体質にそんな強い薬いいわけないでしょ?!ダメダメ!!」




※チート能力崩壊。失敗する事もある。





橘 「あっ•••でもさっきもうお願いしちゃいました•••。」


先生 「ダメダメ!!」


橘 「でも私は試しに飲んでみたいんです!自分で人体実験するのが好きなんです!!」




先生 (マッドサイエンティスト•••!)



橘 (この先生、私から人体実験の愉しみを奪おうとしている•••!!)



マッドサイエンティスト橘 「今回だけ3日分だけ飲んでみます!!」



先生 「ダメ!!売らない!!」




とうとう薬を売ってくれなくなりました。
漢方薬局なのに。





その後すぐ
先生は調剤室の奥へ入って行き、
私のお願いした薬を準備してくれているスタッフさんの作業を止めに入った。



スタッフさん「せ•••先生、でももうお薬も準備出来ましたしカルテにも記入しました•••。」


先生 「ダメッダメッ!!」



先生だいぶおこでした。







いい先生でしょ。
この薬剤師の先生なら紹介出来る。




でも•••興味持った人東京住みじゃないんだ•••。
通えないとこ紹介されてもどうしようもないもんね。
だから結局紹介しなかった。



ちなみにこの興味持った人、

「私でも人体実験してください•••!!」


って言っていた。


ダメです。



そんな無責任な事出来ない。

それこそダメッダメッ。