ところで当帰。
この頃から少し経った頃、
良い当帰が配合されたものを見つけた。
当帰が配合されている漢方薬は方向性としては温める作用のあるものになる。
その為、水ではなくお湯で飲む。
その場合、黄連解毒湯の様に冷飲するようなものを一緒に使ってよいのかという疑問が生じる。
相反する二つの漢方を組み合わせてのんだからといって副作用が出るわけでもなく、
効果が相殺される感じもしなかった。
また、冷飲のものを温飲したからといって効果が減るというものでなく、温飲を冷飲した場合もまた然り。
あくまでより効果的にする為の飲み方であって絶対に守らなくてはいけないという事ではない。
しかも私は黄連解毒湯を頓用として使っていた。
しかも眠る前の食前のみ。
これは1日の規程量よりだいぶ少ない。
それでもかなり効果した。
「黄連解毒湯は頓服薬としての効果は期待できず、
一定期間の服用により効果が発揮する漢方薬」と
どこかで見かけたけど、
私、超頓用使いしてますけど?!
ところで温冷の組み合わせ。
何よりそれぞれが効果しているのであれば、
方向性が定まらなくてもいいのではないかと思う様になった。
しかしそれは私が自分で自分に服用させてるからだ。
資格持ってるプロの人はこんなお客さん来たらツラいと思う。
何年も前、漢方のカウンセリング受けた時に
ありのままそのままを薬剤師さんに伝えてしまって、
「方向性が定まらない•••。」と困惑させた事がある。
私はその時しまったあ!!と思った。
プロは適当なことをする事が出来ない。
もっとわかりやすい感じで伝えればよかったと後悔した。
血虚とか貧血の人が
十分に眠らず活動してしまうと血液が作られないまま血液をさらに消費してしまう。
眠れないから黄連解毒湯。
血が巡らないから当帰他。
相反する様で結構適した処方だと思うんだけど。
コロナ不眠症なるものが存在するらしい。↓
rapt-plusalpha.com
幼少期から不眠症の私は、それがどれだけ辛いかが理解できる反面、
存在しないコロナで不眠症に陥るほど不安になるという事が理解できない。