腎気に満ち、気血充実した人が体力がある人なのだが、
それはつきつめれば内臓が強いという事なのだ。
そういう人は眠れないなんて事ないし、
短い睡眠でも活力にあまり影響がない。
これはおそらく祈って聖霊をうける事で自然とそうなる。
この時の私にはその状態に出来なかったので漢方薬。
ところで小脈散。
これは
五味子・人参・麦門冬の3種類で構成される漢方薬。
薬剤師さん達は
ただニンジン、ニンジンという。
わたしも・・・!!
わたしも人参って言いたい・・・!!
これじゃないんだからな・・・!!
麦門冬湯は空咳が出る時などに処方される生薬。
その為、乾湿で言えば湿の漢方。
潤す力がある。
この時家にあった黄連解毒湯とは相反する方向性なのだが、
とりあえず気にしない。
五味子も咳に効果する生薬。
私、5年くらい前までは
無理をすると風邪でもないのに咳が出て大変だったけど
いつの頃からかそんな事はなくなった。
だから咳に特化したものは特に興味ないんだけど、
小脈散には興味しんしんになった。
小脈散の歴史を紐解けば、
もとはもっとたくさんの生薬が配合されていた漢方薬だったという事がわかる。
それが長い年月をかけて
ひとつ、またひとつ、と除かれ
最終的にこの3種類になったのだという。
無駄を削ぎ落としていく・・・。
3種類でシャープに効かせる・・・。
美。
※ただ単に手に入りづらい等の理由で配合されなくなった可能性も有。
早速あらかじめみつけておいた行った事ない薬局に電話して小脈散の存在を確認。
もう心躍る楽しい!!
買いに行った。