ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

料理が嫌いで苦手というマダム5

そのレストラン食事会から数ヶ月後の、近所のおうちでの食事会の時も、この料理苦手なマダムとまたご一緒した。



最初は他のマダムとこの料理苦手なマダムとの会話を聞いてるだけだったけど、
気づいたら会話してた他のマダムがどっか行っちゃって、料理苦手なマダムと私が二人で話してた。




前回同様、ご主人様の仕事の話になった。この料理苦手なマダムは、

「もうね、ジェットコースターみたい!!」

と心底落ち着かない、といった様子で例えた。



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やはり、家族養えるくらい成功しててもいろんな意味で変動があるのかな。
それか、今の状態になるまで結構大変だったとかかな。




もしこのマダムが、世の中の多くの女性と同じく
毎月給料が保証されている安定したサラリーマンの奥様をイメージしてご結婚されたのであれば、たしかに落ち着かないかもしれない。



そもそもサラリーマンやってれば安定、なんて幻想!!
何が安定なんだ。会社員は、洗脳されきった人以外皆不安定な顔してるよ!!



しかも!!
サラリーマンの奥様より、社長夫人の方がはるかに面白そうだし、
起業家として成功してるご主人様の人生はさらに面白そうだと思った。






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この料理苦手なマダムは、ご主人様の事をとにかく車が好きなんだよね、と言った。


「あと、自分の世界を持っているというか、邪魔されたくない自分だけの価値観があるみたい。」


とも。


ふーん、そうなのか。じゃあサラリーマンじゃなくて大正解だよなあ。




自分の世界を持っているとか、自分の価値観とか、サラリーマンにとっては無価値どころか害として扱われるもんな。
それに耐えられなくなったり、自分の心に正直に生きてる人が会社飛び出すんだきっと。




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会社員の仕事はほとんどが誰でも出来る仕事でしかもそれほど面白くない。
自分で面白さを見出したり、付加価値をつけたりする事は出来るけど、
基本的に会社の言う事をよく聞いて、言われた事以上の事はしてはいけないというのが暗黙の了解なので。


私の場合、皆が真似するのでどうしても周囲にばれてしまう。
別に悪い事してるわけじゃないけど、これはよくない。
上に話を通して皆でシェアするという方法もあるけど、
そういう事が面倒なのがほとんどの会社員なのだ。
しかも私がやってて皆が真似する事って、別に上申するほどの事じゃないよ。
私を見て気づくんじゃなく、自分で気づいてやってくれとどこの会社にいる時でも思っていた。




あとは結構仕事出来る人には体よく圧力を加えられたり、仕事に理不尽な負荷を掛けられたりする。
そうして会社にとって都合のいい人間になる様に仕向けられるか、
そうならないなら会社を追い出す方向に持ってかれる。
だいたいが前者で後者は稀。



それで皆言われた事しか出来ないのに会社の言う事聞いて給料もらうだけの人になってしまう。
私、その何がいいのかさっぱりわからない。



少数精鋭の中小企業とかには
会社のなかで唯一無二の仕事をする人達もいるみたいだけど、
やはり雇われている以上、会社の枠の中で生きてるので私からみたら何が楽しいのかよくわからない。
でもこういう人達は能力もあってちゃんと仕事してるからすごいなーとは思うけど・・・。



よくわからないのが、誰でも出来る仕事なのに、
さも自分たちは難易度の高い仕事をしてるかの様にしている会社員の人達。
きちんと説明すれば誰でもできる様になるのに新しく来た人にろくに説明もせず、
自分たちにしか出来ない仕事だと思ってるのだろうか。
そこそこいい大学出て大企業にお勤めしてる人達なのに、彼らにとっては難易度の高い仕事で、
しかもそれをこなす自分達にステータスを感じてるのかもしれないけど、
私からみたらだれでも出来る仕事に見える。実際、私にも出来ました。



向いてない事をする必要はないと常々思っているけど、
向いてる向いてない以前に、こういう人達と同じ空間にいる事がもう耐えられない。




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以上の事をかいつまんでこのマダムへ伝え、
自分の価値観と世界観を大切にしながら仕事でも成功しているご主人様は
素敵ですね、と結んだ。



この料理苦手なマダム、私の話を聞いて
どこまでわかってくれているか不明だったが
細胞が活性化しているかのような雰囲気になっていた。