この料理苦手なマダムとの会話は続いていた。 今度はお子さんの事を話してくれた。
「上の子がね、とにかく本読む子なんだよね。ものすごい読書する。それってどうなんだろうと思って。」
私が本好きなのは食事会のメンバーの間で皆知っている事だったので、
それもあって聞いてきたのかもしれない。
読書が出来るって結構重要なポイントだし、活字に抵抗がないというのもとてもいいと思いますと答えた。
今となっては、世の中に流通する本のほとんどによくない要素があるし、
巧妙に嘘が混ぜ込まれてるもの多いとわかって、あんまり本買わなくなってしまった。
でも本が読めるというのはいまだに必要な事だと思っている。
真実だけが書かれている本はとにかく難しいです。でも繰り返し読んでるけど。
本だけじゃなくて、芸術とかも含めた文化全般がもう毒性含んだものばかり。
私の好きなバレエもそう。
なんとかして毒性あるものの影響を受けずに学んだり情報とったり楽しんだり出来ないかなとは思っている。
あと、巧妙に仕組まれた嘘を見抜いたりとかもね。
この当時はこういった事情を知らなかったので、
このマダムにお嬢さんと一緒に本屋さんに行ったら楽しそうですねと言ってしまった。
話題は下の男の子の事に移った。
「逆に下の子はぜんぜん本読まないんだよね。とにかくテレビばっかり見るの。ほっとくと1日中テレビ見てる。」
それは相当まずい。
テレビなんて害でしかない。見続けたら知能下がる。そもそも面白くないし。
映画はいいかもと前は思ってたけど、洗脳装置としてはテレビとたいして変わらないと知って
見なくなってしまった。そもそも昔に比べてクオリティも下がってるし、もう見る価値ないや。
話は戻して、今どきテレビを長時間見てるのは田舎の高齢者くらいだと思ってたけど、
都会の小学生にもいたのか!!
でも、そんな事はいえず。
上のお嬢さんみたいに好きな事や夢中になれる事がはやくみつかるといいですねとだけ伝えておいた。
しかし、すでにテレビに夢中になってるのか・・・。・・・。
もしかしたらテレビ以外は受け付けないのかもしれない。
受け付けない事を無理にする必要はないと会話の中でさんざん言っておきながら、
テレビはまずいですと主張できなかった・・・。