猫日記８２。 秋からずっと夜中八百屋の前を通る時は必ず台の中に腕つっこんできたけど、加藤さんがいたためしがない。 一度だけ閉店前の八百屋で､マスターが準備した湯たんぽの上にはやばやと乗っかってる加藤さんを見たことがある。その時の加藤さんの嬉し…

猫日記８１。 やまさんのお店を出て再びお向かいの八百屋前の台へ。 真夜中の住宅地は静まり帰って猫一匹いる気配さえなかった。 シャッターとのわずかな隙間から腕を突っ込んだら、やはり冷たくなった湯たんぽしかなかった。加藤さんはどこほっつき歩いてる…

おいしー!!本格的な、広島風お好み焼き!! ｢うまそうに食べるねえ！嬉しいねえ！｣ だって普段は少食をこころがけてるけどほんとは食べるの大好きなんだもん。 そしてうまいものを食べたらうまそうになってしまうわよ。 ｢これも食べるかい？｣ やまさんは店の奥…

ではやまさんの店へ。こーんばんはー。 ｢おおーきたか！｣ お店にはやまさんしかいなかった。今日はすいてるんですか？ ｢さっきまでよっぱらいで溢れてたよ。ちょうどいいときにきたね。ゆっくりしてけ。｣ おっけーまかしといて｡ではお好み焼きを一つ頼みます…

猫日記８０。 仕事が終わったら日付が変わっていた。 いつもならまっすぐ帰るんだけど、八百屋のお向かいのやまさんとこでお好み焼き食べて帰ろうと思った。そのついでにMr.P氏と加藤さんに会えるかもしれないし。 やまさんのお好み焼きはいつもマスターが奢…

猫日記７９。 私の仕事お休みだけど、八百屋もお休み。 だがお店にいけば2匹に会えるかもしれないので、外出前に寄ってみた。そしたらシャッター半分開いててマスターとマダムとMr.P氏がいた。常連のお客さんも来ていた。 お正月のMr.P氏。めずらしくマスタ…

猫日記７８。 仕事が終わって夜、八百屋はお休みだけどそのへんにMr.P氏か加藤さんがいるかもと思ってお店に行ったら、シャッター半分開いて明かりがついていた。 シャッター両脇には、常連のY川さんが持ってきた松飾りがついてた。写真は私の部屋の松飾り。…