夏のノスタルジア5。
はっ。
黙ってちゃ、ダメ・・・!!
19歳橘 「あの・・・モデル・・・。」
8~9等身女子は不思議そうにしながらも
親切に話を聞いてくれそうな雰囲気だった。
19歳橘(なんだか・・・とっても優しそう!!)
19歳橘 「モデルになってもらえませんか!!」
言ったー!!!!
8~9等身女子は、小さく「えっ・・・。」と言いながら一瞬ぽかんとしたけど、
すぐにどういうことか不思議そうな顔になった。
せ・・・説明・・・!!!
19歳橘「ショーに出てくれるモデルさんを探してるんです。ヘアメイクをさせていただいて、お衣装にも着替えていただいて・・・。」
19歳橘の説明はいまいち要点が伝わらなかった。←まだちゃんと働いた事がないせいもあって説明が下手。
でも8~9等身女子はちゃんと話を聞いてくれて、
しかも自然に微笑んでるような雰囲気になっていた。
たぶんすごく性格がいいんだと思われる。
8~9等身女子(なんかこの子面白い・・・。)
けどこの人、モデルがどうとかいう事にあんまり興味ない。モデルみたいな見た目してるのに。
私の事を面白いと思って耳を傾けてくれてるだけの顔をしていた。
モデルの話ぜんぜん入ってない。
それじゃ・・・ダメ・・・!!!
私はすぐ近くにいるであろう一緒に組んでる関係者の男性を召喚する事にした。
ああ・・・でも・・・真っ黒なんだった・・・。
19歳橘(この際しょーがない!!)
19歳橘「すみません、この近くに詳しい説明が出来る人がいるのですぐ連れてきます。
申し訳ありませんが、少しだけ待っててもらえませんか?」
8~9等身女子「あ、はい。」
ポカーン。
8~9等身女子、ぜったいわけもわからず立ち尽くしてた。
そして19歳橘、再び走る・・・!!