ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

お茶会の顛末

茶日記33。



ちなみにこの資産家の人主催のお茶会、
素人の私じゃなくてダンヒルで仕事した実績があるプロの人が関わる事になった。


当然といえば当然だからいいんだけど、
ん?と思った。




お招きするお客様は若いタレントさんやアイドルの子。


銀食器のティーセット。


ダンヒル経由のプロの人。





んんんー?

なんかちぐはぐじゃない?
もしかしてお招きするお客様も日替わりで何パターンかいたんじゃ•••?







秘書の人は、
私の様にお招きする人達と同世代の人の意見もあると助かると言っていた。


私当時ぎり20代だったけどすでに30手前だった。
これは喜んでいいのか•••と思ったけど、
もしかしたら若いタレントさんやアイドルの子達とは別に、
私と同世代のお客さんも他にいたという事かと考えた方が辻褄が合う。


そして、ダンヒルなら男性客もいたかもしれない。






なんて面白そうな仕事なんだ。






私なら
その日の招待客の雰囲気に合わせて
それぞれ全く異なるテイストで作り上げる事が出来る。





それはたぶん同じ人の仕事にみえない。

(この日記も一人の人が書いている様に思えない、
それか多重人格なんじゃないかと昔から思われがち。
その為、内容ばらばらでも
なるべく雰囲気を統一した語り口での書き方を心掛けている。)




どんな物でも、その人の個性と出会ってより魅力が増す様に組み合わせたい。
一見これ?というものでも、そこに人が加わると
その人の個性とぴったりマッチして意外な輝きが垣間見える事がある。

もし手掛ける事があれば、
私はどんな人にでもそうしてあげたい。
そしてどんな事でも人間が主役となって引き立つ様にする。
当然本人の好みはマスト。
その人にとっての落ち着くものからかけ離れ過ぎるとまた違うものが出来上がってしまう。




(誰でも出来る会社員の仕事は私にとって本当につまらなく、
そして時間を無駄にするものだったとつくづく思う。)




この資産家の人や秘書の人との出会いはほんとに偶然ではあったんだけど
ある意味、あの時私はチャンスを逃した。



でもそれは私の意思でもあった。




つづく。