ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

ヌン活理論2

茶日記30。


はー、やっとヌン活理論書けたわー。
これ12年前からずっと書きたかった。
(当時は時間の関係でたいして書きたくもない内容の日記ばかりだったもんなあ。)






ということで、ヌンだけど。


12年前、とある資産家の人のおうちにお邪魔してお茶の話をした事があった。
(その人の秘書の人が連れてってくれた。)


お茶を出してくれた。
お茶を飲みながらこの資産家の人が企画しているというお茶会の話題に。

アイディアを求められたので、
私は何パターンか提案してみたんだけど、
そのうちのひとつにティースタンドを使ったアフタヌーンティー形式のものがあったの。


秘書の女性はどれもこれも超気に入ってくれて嬉しそうにしてたんだけど、
この資産家の人は、ティースタンドに前向きでない雰囲気だった。

この人と私は別に親しいわけでも長い付き合いでもなかったから、
はっきりとどう考えてるかは言われなかったけど、
ずっと話していてティースタンドは本人の価値観にそぐわないのだという事は感じ取れた。



とりあえず
お茶会にお招きするお客様はどういう方達か聞いてみた。




すると、若いタレントさんやアイドルの子達だという。
(この資産家の人は芸能人との付き合いに興味がない為、秘書の人のつながりだったと思われる。)




だったら余計、ティースタンド必要と思った。




この人達のところにやってくるお客さんというのは、
ビジネスの場合を除いてそれなりに育ちがよく裕福な人達ばかりだ。
タレントやアイドルといえども、そういう人達である可能性が高い。
(売れてるかどうかは別として。)
だから幼い頃から質の良いものに囲まれて育った本物志向の子達かもしれない。



しかし。
自分たちの為に用意された若い女の子達が心浮き立つような可愛いティータイムが嫌いなわけない。
つまりティースタンドありのティーセットは客層に合っていると思った。


でもこの資産家の人はそういう考えではなかった。
であれば私も強くは推せない。


結局、ティーフードはフラットな銀のトレイに並べられるという形式にしたようだ。
ちなみに銀色のトレイじゃなくて本物の銀で出来たトレイ。



お招きするお客さん、
タレントやアイドルやってても、
普通の女の子とは違う好みを持った子達だったのかな。
その可能性は低そうだな・・・。



この資産家の人、とにかく本物嗜好。
たぶんティースタンドはお手軽でわかりやすい価値のもの、
という価値観だったのかもしれない。



私はそうは思わない。
たしかに本物の銀のトレイにずらっと平面に並べるのも素敵だけれど、
ティースタンドの方がいろんな可能性や新しさを表現しやすいと思った。
(実際、近年のアフタヌーンティーセットの進化はいろいろすごい)
全てにおいて単一なこだわりだけを追求すると、
それらを逃すというのは常々感じている事。



ヌンの思考に入る度にあの時の事をいつも思い出す。