ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

睡眠の質の秘密

目的の駅に着いたら、最終電車を降りて、
駅構内を抜ける。


深夜の街を歩き回る。
時計の針は、とっくに0時を回っていた。
人通りはもちろん少ない。


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家にいるよりずっとラクだけど、
一日中仕事した後で一睡もせず
寒い中歩き続ける、というのは結構辛い。

止まると、身体が冷えてくる。
歩き続けると疲労が増してくる。




(今日は長時間外に居続けるのは無理かな・・・。)




どこかのお店に入りたかった。
コロナ前ならいくらでも深夜~早朝に開いているお店はあったのに、
今はほとんどのお店が早々に営業終了してしまう。
開いててもテイクアウトのみ。
緊急事態宣言下だと20時で終了。あーあ。


実はこの日の前の日、トータルで13時間くらい睡眠取ってたんだ。
いつもなら、そんなに眠ったら相当コンディション整うし、
極寒の中で完徹でも全く問題ないのに、この日は全く無理だった。


しかも、トータル13時間も眠ったのにむしろ何かがおかしい。
13時間も眠れるなんてそもそもおかしいと思うかもしれないけど、
ロングスリーパーだからさ・・・。


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とりあえず、この日は暖かいところに移動した方がかえって集中出来そうだと思った。


午前3時を回った。



(ネットカフェだな。)



私は行きつけのネットカフェに移動した。
そこは、そこそこ綺麗で料金もリーズナブル、
店員さんもちゃんとした接客なのにお客さんにはいい意味で無関心。


鍵を受け取ると
個室に閉じこもって、やっと落ち着いた。



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自宅で休めばいいのに、と思うかもしれないけど、
私昔から自宅以外の場所で安らぐ傾向があった。



何も考えてなかった相当昔は、ごくまれに5ツ星ホテルの部屋を取って過ごしたりしてた事もあったけど、
今考えたら、ホテルの部屋でもサタン来てた気がする。


なんか調子がおかしくて、ホテルのルームサービス?のマッサージの人呼んだんだけど、
よくならないばかりか、マッサージ自体あんまり上手じゃなかった。



しかもそのマッサージの人、やたら話しかけてくる。最悪だ。



なんで東京に住んでて都心のホテルに泊まるの?!と思うかもしれないけど、
たぶん自宅が辛いから。
でもたしかに5ツ星ホテルは贅沢だし、上記の状況踏まえるとむしろ何もよくない。
しかもコスパ最悪、もうしないと思った。



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その点、ネットカフェは最高。
緊急事態宣言下でも24時間利用出来てほんと助かる。


家だとサタンの圧が強すぎて全く落ち着けない。
お勤めしてどこかの会社に行くと、もっと落ち着けない。
街歩いてても知らない人から声掛けられる。
眠っててもサタンのせいでよけい疲れる。


私、神経の休まる暇が今までなかったんだな、とその時あらためて思った。


で、サタンですよ。
ネットカフェだとかなりラクなんだけど、
やっぱり眠りにつこうとしたら、来るのを感じた。



早朝5時を回っていた。


その時から何時間も前からずっとサタンが取れない感じはあったんだけど、
なんか違うのもさらに来る感じがしたので、サタンを取る方法を実行したんだ。


すると、ものの5分で離れていくのを感じた。


驚いた。
今までも自宅で何度か試したことがあったんだけど、
だいたい15分~20分、長くかかる時は30分くらいがんばって集中しないと全然だめ。
それで、私には難しいのかな、と思ってたし、
あんまりそれやろうという気持ちにもならなかったんだ。


やり方を少し変えたというのもあるんだけど、
自宅以外だと驚くほどすんなりサタンが離れていく。


詳細はここで。
http://rapt-neo.com/?page_id=49357



それで、すごく神経が休まる感じがして、
そのまま眠りについたんだ。


早朝6時半を回った頃、一度目が覚めた。
こんな短い睡眠じゃ足りなすぎるので、
せめて退店時間ぎりぎりまで眠ろうと思って
もう1回試してみた。
するとやっぱりすんなりうまくいく。

このままだと退店時間過ぎても眠り続けそうだと思ったので、
アラームセットしてから眠りに落ちた。


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私、今まで睡眠は質が重要と言われても、
その意味が全くわからなかった。


この日、やっとどういう事なのかわかった。
神経が休まるかどうかだ。


もしかしたら、人によって睡眠の質の定義は異なるかもしれないし、
神経休まるなんてそんなのあたりまえと言う人もいるかもしれない。


でも私の場合は、とにかく神経が休まる睡眠をほとんど取った事がなかったので、
この日めずらしくそれが出来て、そこで初めて気づいた。



しかも、私にも自分でサタンを追い払う事が出来たという満足感がすごかった。
家でも出来たらいいのに、と思いながら
退店間際に鳴ったアラームを止めて、お店を出る支度を始めた。