あと、この方の性格や思考パターンで気になるところがあった。
この方、自分の中で、こういう条件の人が良い人、
好ましい人、というイメージを持っていて、
そこから少しでも外れるととてつもなく不快に感じる傾向が強いんだと思う。
それはぜんぜん悪いとは思わないけど、
なんでそこまで他人に比重を置くのかわからない。
私が、自分の事に集中したいし、実際集中するタイプだからかもしれないけど、
他人の事を気にして自分の仕事に影響が出るというのは
最も避けたい事だと思っている。
また、他人の好きになれないところに気づいたとしても、
そういう人にだって相当優れたところもあるわけだから、
そこもちゃんと見えてしまうけどな。
さらにそれだけでは不十分で、
もっと次元の高い視点で人を見る事が必要なんだけど、
これは頭で考えて判断というのは、私は出来ない。
ただ時々インスピレーションのようなもので判断出来ている事はあるけど。
前向きな考え方で肯定的な言葉ばかりを話す人が心が綺麗だとは限らない。
いつもにこにこしてて周囲とうまく調和している人が
いい人とは限らない。
私は人の考えが読めるわけではないし、
人の心に関する勉強をしたわけでもないけど、
声音には昔から敏感だった。
時々、どういう風に生きてたら、こういう声音になるんだ、
という人がいた。
私、今までいろんな会社でいろんな会社員見てきたけど、
笑い声があまりにも不快な会社員というのが
どこの会社にも数名いた。
なんかもう、声聴いてられない感じ。
会話の中で毒を吐く人よりも深い闇を感じた。
また、You Tubeなどでいろんな人が話すのを見ていても、
この人の声は聴きたくないという事がある。
同じ人であっても、非常によくない時と
べつにそうでもない時もあるけど。
このうつ病になった事ある方は、ほとんどの人と同じで
そう言った事をあまり見抜けないと思われた。
だから、自分の中でのいい人・好ましい人条件だけで
判断してしまうのかもしれない。
この方、
独立する前にいろいろ勉強したみたいなんだけど、
なんていうか、不十分さを感じた。
この方だけではなく、
人の心に関する事を学びました、みたいな人は
共通してそういう傾向がある。
学んだだけで、あんまり実践力がない。
いや、本人は仕事その他にばりばり活用してるつもりなんだけどさ。
そういう学問やスキル自体に限界があるのかもと思っていたけど、
それを裏付ける真実を知ってからというものの、
余計軽んじるようになった。
なんていうか、刀を手に入れて
その刀を使いこなす腕も資質もないので
自分の中で納得する為だけに使っているという感じ。
もし刀がなまくらだったらもっとだ。
しかもしょっぱい剣の使い手みたいな人もいて、
これは迷惑だ。
相手に刀傷ばかりつけて、結局根本的に何も変化なしだ。
しかも威嚇しながら。
刀はなまくら、腕はしょっぱい。
最悪だな。
本当の手練れだったら、
相手がいつ刀を突き付けられたか気づかないうちに
腫瘍だけ取り除いて
傷口をふさぐどころか
傷跡さえ残さない。
それくらいはやるはずだ。
話は変わるけど、
私20代前半くらいの頃、友達から
「橘の手にかかれば、黒く汚れたものでも白くなるんだね。」
と言われた事がある。
私は浄水器か。
そんな事、あるわけないじゃないか。
基本的に、自分の考えや心のありようで
汚れます。
それが澱のように溜まっていくのが、
私には耐えられないほど苦痛だった。
汚れたらすぐわかる。
私はこれが嫌だったんだけど、
世の中の人達は、この事にあんまり気づいてないというか、
どうでもいいと思ってるというか、
むしろ綺麗だと思い込んでるというか。
中には、感動するものを見て涙を流せば心が清められるとか、
美しいものに触れていれば心も美しくなるとか思ってる人までいる。
そんな事では綺麗にならないよ。
だから、私は綺麗にする方法を知るまでは
相当苦しかったんだけど、
自分の中でごまかしたり迎合したりする事よりも
苦しい方を選んだ。
実際、あったしね毎日綺麗にする方法。
何をシステマティックな、と思うかもしれないけど
真実です。むくわれたわ。
ただ、最近は人に合うと特に乱れると感じる。
相手が、無害な人だとか接しやすい人だとか
そこが問題ではないんだよね。
だから、基本人に会いたくねえです。
このうつ病になった事ある方も、
そのうつになった時の職場の人達に
相当汚染されたんだろうなと思った。
この方、数年前に２回だけ話し込んだ時は
独立して自由に生きてて、なんか楽しそう
いいねいいねと思ったけど、
これからは、お金さえ稼げてれば
とりあえず生きていけるという時代ではなくなるので
どうするのかなとちょっと思い出したのだった。
私たぶん、今はもうこの方の声聴けないので
連絡取ろうとは一切思わないのだった。
