先日、とある大企業の営業さんと1日行動を共にする機会があった。
一番最初に対応してくれた人から電話きて、
再度来社してくださいとの事だったので
行った。
同じ人が対応してくれるのかなと思ってたら、
違った!!なんか若ぇの出てきたぞ!
一番最初に対応してくれた人、Uさんといい、
ベテランぽかった。
その日一日私の世話を任されたその人は
Tさんという、若いがえらいちゃんとした仕事出来そうな人だった。
おそらくUさんの部下で仕事振られたんだろう。
挨拶とかして、早速一緒に会社を出た。
色々しゃべりながら回ってたら、あっというまに
3時間以上経ってて、ちょっと休憩しようという事になった。
お互い、結構バテていた。
すっかり打ち解けていたので、お昼ごはん食べに行くことに。
定食屋に入った。
注文した定食が来るまで、ずっと話していたんだけど、
定食が来たらお互い無となり集中して食べた。
お腹すいてたんだな・・・。
食べ終わってまた話し始めたんだけど、
Tさん、新卒の1年目なんだそう。やっぱり!
若ぇと思ったよ。
早くに内定をもらって、学生ライフを満喫して
順調に社会人へとなったものの、そのギャップが辛いのだとか。
あー超わかる。
でも染まってなくていいと思う。
染まると麻痺して辛くなくなるらしいよ。
↑何年働いても、どこで働いても染まらなかった人。
あと、拘束時間が長くて食事とかほぼ外食で
健康が気になるらしい。
そして前日は試験明けであんまり寝てなかったそうだ。
Tさん 「橘さん、なんでそんな元気なんですか。僕より絶対体力ありますよ。」
私 「んー、体力はないけど、たっぷり眠ってますからね。あと今日は漢方飲んできた。」
Tさんは、なんすか漢方!と興味深々だったので一応買えるお店すすめておいた。
ちなみにUさんはやはりTさんの直属の上司で、
一緒に組んで仕事してるらしい。
TさんはUさんに憧れてて尊敬しているようだった。
恵まれてるなあ。
さて、そろそろ出ますか、となった。
レジで私が別々で、と言ったら、
いいです別々じゃなくて、要らないですと言われた。
私 「経費で落ちるの?」
Tさん 「落ちません。」
だめだってー!!
働き始めて半年くらいしか経ってない人から
奢ってもらってはいけない!!
Tさん 「今日こうしてがんばってもらってるけど、橘さんには1円も発生しませんからね。僕の気持ちです。」
だれかこの親切丁寧な人なんとかしてくれ。
↑結局奢ってもらった。
うぬう・・・。
やりおるな。
そして、午後もしゃべりながら行動を共にしていたんだけど、
Tさんも私も、もう集中力切れてきていた。
もう、今日はこのへんにしときましょうかということになり、
カフェで一休みしてから戻る、という事になった。
Tさんは、会社に戻りたくないとの事だった。
あー・・・すごいわかる・・・。
退勤時間は何時か聞いたら、
最近上の人が人事異動で変わって、
残業が増えたらしい。
なんでも、上の人が帰るまで、下の人も帰れないのだとか。
あれ、わりと古風ですね。
しかも、既存の仕事の他にどんどん仕事増やされて
相当負担らしい。
私、どういう仕組みでそうなってるか説明出来るけど、
それ言う事がTさんの為になるかどうか判別出来なかったので
余計な事は言わない事にした。
あんまり何でも話しすぎると、人の人生を変えてしまう。
相手が必ずしも変化を望んでいるとは限らない。
私は、そこ慎重にいかないといけない。
話題を変えた。
私タピオカミルクティー飲みながら
最近のタピオカ事情を語った。
私 「最近のタピオカ再ブームのおかげで、空きテナントが次々とタピオカ屋で埋まっていって、大家さん的にはすごくいいらしいですよ。」
Tさん 「もう俺タピオカ事業やりたいっす!2人でやりませんか?!」
ははは・・・だいぶ仕事にメンタル圧迫されてますね・・・。
そういえば、私は違うけど、Tさんは勤務時間中だった。
これまでの数時間のTさんの工数は結構十分に思えた。
あとは私が同伴で会社まで戻れば何も問題ないな。
私 「あと1時間くらいここで休憩していっても問題ないですか?」
Tさん 「大丈夫ですよ。」
私 「実は一回座ったら立てません。疲れました。」
Tさん 「タクシーも必要ですか!」
私 「いえ、1時間くらい休めば大丈夫です。いただいた資料に目を通してていいですか。」
Tさん 「お願いします。でも無理せずただ優雅にタピオカ飲んでていいんですよ!」
ほんといい人だ。あなたこそ息抜きが必要。
Tさん 「煙草吸ってきていいですか。」
ドーゾドーゾ。
1時間後、無事戻って、Uさんとちょっと話して帰ってきた。
Tさんは待遇のよさそうな会社で正社員で勤務してるけど、
会社員、辛いよな・・・と久しぶりにしみじみした1日だった。