先日、とあるマダムのうちに知人と一緒にお邪魔した。
帰り際、マダムは私を自分の寝室へ呼んでくれ、ずらりと並んだバッグの山をクローゼットを開けて見せてくれた。驚いた。あんなにたくさんの最強バッグたちをいっぺんにまのあたりにしたのははじめてだった。しかしさらに驚いたのは、マダムの口から出てくる言葉の数々!
「どれでも好きなの持っていってちょうだい。」
どれを?
どれでもって、ケリーとかバーキンとかパディントンとかありますけど!もらえるわけないだろう!
「あら、遠慮する必要ないのよ。これなんてどうかしら。」
出たー!!!裕福なマダム特有のあなた受け取って当然よオーラ!!私は昔からこれに勝てたためしがないです。気づいたらウ゛ィトンをふたつもみっつも持たされていました。
知人「よかったな。」
そうかな?!
昔から私が出会うマダムはもう二度と会うことないのに皆やたら親切なんだよ!世の中って不思議だな!!
ちなみにウ゛ィトンは全て友人にあげたらとんでもなく喜んでました。