ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

*エメラ

hotakatachibana2006-08-11

屋久日記中休み日。





先日、こわいほどのエメラルド色をしたランプに出会った。



エメラ社のランプで、吸い込まれそうなその緑は職人の手によるもの。1920年代以降作り手がいなくなり、生産中止。アームと台はガス灯時代の面影を残す。


私はそこで、他のどんなものよりもそのランプに真っ先に目が行き、そしてあっというまにひき込まれてしまった。世界中にこのランプを探してる人がいる。そのわりにめったにお目にかかれないという貴重なランプだ。皆がこの緑にとりつかれているというわけね。


ぞくぞくするほどの緑・・・バンカーズランプとも他のどんなランプとも違う緑をしているのだから。しかも先日出会ったランプはその緑なくしても他の物とは違うたたずまいをしていた。これが'いわくつき'というもの?手に入れたらどうなってしまうのだろう。いや大丈夫、手が出ないくらい高価な品だから。


エメラの写真がないので、うちのバンカーズの足元を。キャンドルは松島から持ち帰った牡蠣で作ったもの