ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

*リネン

hotakatachibana2006-06-17

リネン、とは本来フラックスという青い花の咲く植物からとれる麻、もしくはその製品のことを言います。

ところがいつのまにかシーツ、ピロケース、デュヴェカバーなどのこともリネンと呼ぶようになったらしいです。たとえコットンでできていたとしても。

リネンでできたベッドリネンは大変に高価!5年も前からいつか買うぞと憧れているけれど、いまだに手が出ない。しかも最近オーガニックコットンのベッドリネンもいいなあと思い始め、ますます遠ざかるばかり(でも私のシーツは普通のコットンのままである)。

キッチンリネンはいくつか持っていて、食器拭いたりランチョンマット代わりにしたり食べ物の上にかぶせたり。

リネンって、水に濡れると繊維がギュッと縮む性質があるらしいんです。それで度重なる洗濯に耐えられるというわけ。食器も繊維を残すことなく拭ける。生地が汚れても洗い落とすことが容易。しかもアイロンなしのくしゃくしゃでもなんかすてき。まるでパリジェンヌが無造作なヘアスタイルでいても粋なのみたい。

へヴィローテーションのリネンはご存知fogのもの。心置きなく使ってザブザブ洗う。ギュッとしぼってベランダに洗濯ペグで止めてあとはそのまま・・・。気づいたら乾いてる。そうそう、リネンって乾くのも早い。梅雨シーズンだってこの流れで大丈夫。

でもこんな風に思いきって使えないリネンもある。それはアンティークリネン。デザインをすごく気に入っていて、風合いも独特で、世界にひとつしかないかもしれない。デッドストックが特に好きだけど、ユーズドもいとおしい。前の持ち主に愛されてた感じのするものが望ましい。見分け方?使い込んだ感があるのに状態がいいものかしらね。いや、心で対話してください。

そんなアンティークリネンたちは埃と戦う場所で活躍。ラジカセとかテレビとかパソコンとかの上で活躍中。

ギャルソンが使うトルションも憧れるけど、自宅でトルションをトルションとして使うのは不思議な感じだ。それよりベッドリネンに憧れる方に集中したほうがよさそう。