この間のお休みにジブリ映画「耳をすませば」の舞台になった街へ行ってきた。ご存知聖蹟桜ヶ丘。
歩いているとこの街をモデルにしたんだという感じがひしひしと感じとれた。なんと映画の中に出てくるお店「地球屋」のモデルになったお店もあるの!映画の中では骨董屋だけど現実の世界では喫茶店。
この喫茶店は邪宗門と言って、全国に8店舗もある。地球屋のエントランスの雰囲気は桜ヶ丘邪宗門がそっくり!中へ入って席へつくと、窓辺にアンティークミシンが隠れるように置いてあって、テーブルの向こうのキャビネットの上にはカメラが並んでる。コーヒーとツナトーストを注文すると、間もなくマスターが小気味いい包丁さばきの音を奏で始めた。
?と思って待っていると、コーヒーのたゆたう香りと一緒にツナがこんもり乗った厚切りのトーストがやってきた!
ひとくちかじって、わかったよマスター!!さっき新鮮なタマネギを刻んでたんですね!つくりたてだからおいしいんだ!
コーヒーもひとくち。わかんないよマスター!!なんでこんなにおいしいんだろう?!
私はコーヒーとかにあまり詳しくないけど、邪宗門のコーヒーはすごくおい
しいと思う。???
最初はストレートで飲んでたけど、マスターがシュガーポットのふたを開けて行ってくれたので、砂糖入りにもして飲んでみた。やはりおいしい。しかもこの砂糖、私が最近作ったバスソルトにそっくりだ。親近感ありすぎ。
帰り際、カウンター越しにマスターにこの砂糖のことを聞いてみた。なんでもコーヒー専用の砂糖だという。ちょっと溶けにくいけど、そこが粋な気がする。
さよならマスターごちそうさま。聖蹟桜ヶ丘邪宗門を出て少し歩くと住宅しか見えない。偶然ここを見つけられる人がすごくすごくうらやましい。とりあえずジブリっぽいあのエントランスまでたどり着ければ。
誰だって引き込まれるように中へ入ってくはずだ。