ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

*大塚家具探検隊

hotakatachibana2006-09-14

屋久島日記も仙台から帰京後日記もお休みです。

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今月に入ってすぐ、知人の紹介で大塚家具に遊びに行く流れとなった。


ショールームで待っていてくれたのは知人と長いおつきあいだと言う大塚家具の偉い人、Wさん。さっそく上の階へ案内してくださった。


うわーひとつの階にいくつもの部屋があるみたい!


寝具フロアにて優雅な空気の中、敷き布団の説明をしてもらってる時にWさんの携帯が鳴った。仕事が入ったらしくWさんが行ってしまったので、戻ってくるまで一人で遊ぶことにした。


まずフロア一帯に並ぶセミダブルのベッドに身を投げて見る。なるほどこれが雲の上の寝心地というものだな。愉快じゃ。


フトとなりのベッドを見ると、枕くらいの大きさの、ピロケースなのか枕そのものなのか何なのかわからないものが置いてあった。?

端や裏を見てもファスナーとか継ぎ目とかはない。枕にしては薄すぎる。周りに商品を見に来たファミーユやクプルたちが点在するなか、一人でそれを表にしたり裏にしたりしていた。すると、それを見かねたのかスーツ姿のムッシューが「それは羽毛布団のサンプルです。」と説明をしてくれた。その親切なムッシューが去った後、隣のベッドに羽毛布団そのものがあったので、使ってみることにした。すぐ隣にあったのに気がつかなかった私って一体。


ベッドに横になり、羽毛布団をかぶったのだ。10分程そのまま動けなかった。寝返りをうって、いつもやっているみたいに一回転してみた。軽い!!私は空気をまとっている。


ベッドを出て違うエリアに行ってみた。羽毛布団がたくさんある場所に入り込んで、ポカンとしてたらWさんがやってきた。私が勝手に動き回ったので、フロア内を探してくださったらしい。すみません。


羽毛布団のことを聞いてみると、詳しく活気に溢れた感じに説明してくださった。何でもさきほど私が勝手にかぶって寝ていた羽毛布団は大塚家具の顔とも言えるものらしい。大塚家具の羽毛布団はオールシーズン1枚で使える高性能高品質。夏涼しく、冬暖かい。湿気の心配もなし。ホワイトマザーグースの胸の毛がふんだんに入っている。でも一羽からとれる羽毛はたった10グラム。取りすぎると鳥が生命を維持するのに差し支えるし、かわいそうとのことでそれしか取れないのだとか。そんな配慮にも感動し、素晴しい羽毛布団だということがよくわかった。ちなみに羽毛布団(ダウン)と羽布団(フェザー)はまったくの別物。大塚家具のは正真証明の羽毛布団なのだ。


よく外国の映画で、窓の外はしんしんと雪が降っているのに、ベッド内の女優さんたちがキャミソールタイプとかのネグリジェ1枚で眠るシーンがあるが、あれこそ羽毛布団の実力をとくと物語っているとWさんはおっしゃっていた。そうだ、まさにあれなのだ。


Wさんはさらにデュヴェカバーも見せてくださった。


その風合い・・・シルクのようだった。私がシルクのようだと言うと、「お金持ちのマダムと同じことを言っている」とWさんはおっしゃった。初対面のWさんも私をマダムと。自分はお金持ちではないが、マダムかもしれないと思った瞬間だった。

そのデュヴェカバーはエジプト綿でできていて、正真証明のコットンだとのことだが、そのつややかな光沢は私の知ってるどのコットンとも違うものだった。リネンの寝具に憧れる私だが、エジプト綿との出会いは貴重なものだった。これで眠ったらクレオパトラだなと思った瞬間だった。


そうして楽しく遊んで大塚家具を後にした。Wさんありがとうございました。

Wさんとは長い付き合いになりそうな予感がするし、少なくとも12月にまた会う約束をしている。またいろんなお話きけると思うといまからとても楽しみです。


大塚家具
http://www.idc-otsuka.co.jp/showroom/showroom_f.html