ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

皮を否定するな

失敗しなかった料理日記28。




冷蔵庫の中にパン生地が待機している。



パンが食べたい時にはありがたい事この上ないんだが、
このパン、
リーン系ともリッチ系ともどっちとも言い難いパンなんだよね。



私基本バゲットが好きだし、
バゲット食べたい時はやはりパン屋さん行くしかない。



でも1度だけ本格的なバゲット作った事あるの。
粉はリスドォル(モルトが入っています)、イーストは赤サフ、みたいな感じで。
焼いたら、


このオーブンレンジじゃなかったらぜったいおいしいの出来てた


っていう味がした。



家庭用オーブンレンジ(旧)でつくるパンはとにかくまずい。


しかもバゲットの命である皮がぜんぜん主役感出てなかった。
せっかくていねいにクープまで入れたのに。







ちなみにバゲット
もともとはまずい小麦粉をどうしたらおいしく食べられるかという事で生まれたパン。
パリっと焼けた皮が命。




昔私が話した事のある博識な資産家(かつ芸術家かつ経営者)の人とパンの話をした時、
その人も言っていた。



皮が一番おいしいのだと。



しかし世の中には、
パンは皮を取り除いて
中の柔らかいところだけを食べるのが正、
みたいに言う評論家みたいな人も存在するのだとか。




たしかに皮は取り除いて中身だけ食べるパンというのも存在する。
しかしだいたいのパンは皮こそおいしい。
特にバゲット



そんなへんなパン理論唱える人には
ひろゆきをぶつけたい。



へんなパン理論の人 「パンの皮は捨てて中の柔らかいとこだけ食べるんですよ。」

ひろゆき 「それってあなたの感想ですよね。」




ひろゆき、真実の情報からそらして誤誘導するような事ばっかりしてないで
そういう変な人だけを論破してればまだ有益なのにさ。

オーバーナイト法こそ正義

失敗しなかった料理日記27。


私、昔からピザ生地作る時フライパンで焼成してたんだよね。


ナンも。


だってうちのオーブンレンジ(旧)で焼いてもおいしくないんだもん。







だったらパンもそれで良くない?!










好きな形に成型出来ないのは残念だけど、
おいしいにこしたことないから。



私が何年も前から作ってるのは、
究極に手間がかからないパン。


時間ない人が
家で作って食べる分には
プロの様なクオリティを突き詰める必要がない。


ポイントは都度焼き立てを食べられると言う事と
生地を保存しておけると言う事。



つまりオーバーナイト法。




材料は強力粉•イースト•砂糖•塩•水

これだけ。




これは、使うイーストも小麦粉300グラムに対して1グラム。
発酵は冷蔵庫の中で15〜20時間かけて行う。



たいしてこねないからホームベーカリー持ってない人でもラクに作れるし、
出来た生地は1週間冷蔵庫の中で放っておける。



私の場合、1週間はイーストがもたないと感じるので
だいたいいつも4〜5日で食べ切るようにしてる。
これはパン生地を保管する環境にもよると思われる。


オーバーナイト法にする場合は、
乾燥するので常に濡れ布巾をボウルに被せて
そのうえからラップも被せておく。


ボウルにくっついた生地は乾燥して食感が悪くなるので
取り除きます。







あ、パン食べよう






と思ったタイミングで
必要量を生地の塊から切り出してくる。
(ブチッとちぎらずキッチンばさみなどでカットします。)



カットしたところを下に仕舞い込むようにしてフライパンの上に平に伸ばして成型。
蓋をして2次発酵。



急いでいる時は2次発酵せずにそのまま焼きに入ってもちゃんと焼き上がるけど、
2次発酵した方がおいしい様な気がする。



強めの火力で一気に焼き上げるので、
火加減難しい。
下手すると焦げる。
でも焦げてでも強めで焼いた方がおいしく焼き上がります。
焦げは取り除いて食べてね。
だんだん焦げない様に焼ける様になるさ。





このパン、焼き立て超おいしい。

しかしこのパン、ほんとに焼き立てしか美味しく
ないんだ。








そこで私は改善案を探した。



そしてそれは水の半分量を牛乳にかえる事だった。




下記レシピです。



強力粉300グラム
イースト1グラム
砂糖3〜10グラム(お好みで調整)
塩3グラム
水150cc
牛乳150cc




•••これ、トルコパンのレシピじゃ。



本場のトルコパンは食べた事ないけど、
絶対美味しそう。





ちなみに私はイーストは赤サフ使用。
赤サフはリーン生地向きで、
糖度が高いと発酵が妨げられると言われてるけど
シュトーレンみたいなパンに使っても特に不便は感じなかった。



金サフも使った事があったけど、特に違いがわからないなー。
素人のパン焼きにおいてはなんのイーストでもいい気がしている。



うちには赤サフが大量にあった。



実家に半分分けたのに、使い切れない。
たぶんそんなにパン食べなかった上、
使っても毎回1グラムずつとかだからだ•••。



ちなみに上記レシピですぐにパン食べたい場合は
イーストを5グラムに変更して
オーバーナイト法にもせず
常温で40分発酵させる。
ホームベーカリー持ってる方は
発酵機能使うとより時間短縮出来る。



強力粉はリスドオルみたいなのじゃなくても
普通にスーパーに売ってるのでもいいんだけど、
ものによってはあまりおいしくない。



モルトパウダーを添加するとおいしくなる。
ピザ生地やバゲット作る時の方法だけど、
上記レシピに加えても。


もっちりしたパンにしたければ
グルテンパウダーを添加。
入れすぎると味が変わってしまうので注意。



作り方。



熱湯150ccに冷蔵庫から出した冷たい牛乳150ccを加え、そこに砂糖も混ぜる。
すると35度〜40度くらいになる。
そこにイーストを投入。
(温度が高すぎると菌が死ぬので注意)
ぬるめの方がイーストがよく溶けて発酵も促され、
さらに砂糖がある方がエサになる気がするから。





よくかき混ぜて放置。





その間にボウルかホームベーカリーの容器に強力粉と塩を入れ、
よくかき混ぜる。
塩とイーストを別々にする事で発酵力を落とさない。





とはいえ、最初から全部の材料をいっしょくたに混ぜても作れるんだけど、
馴染みにくい赤サフを使うなら
結局この作り方が一番ラク




強力粉と塩にイースト液を全部いれる。




ホームベーカリーの場合は
こね機能使う。




ボウルの場合は
木べらで混ぜる。
まとまってきたら、
余裕のある方は手でこねる。
こねなくてもまとまってればとりあえず発酵に入ってOK。
発酵過程で馴染んできた時にパンチを入れるついでに混ぜるとラク




発酵後、食べたいタイミングで必要分を切り出してフライパン上で成型。
2次発酵、焼く。



なんて簡単なんだ。
しかも常に冷蔵庫の中にパン生地が待機してるという謎の心強さ。


忙しい人のパン焼きはこれだね。



海外の物件についてるオーブン最強

失敗しなかった料理日記26。


とはいえ私それほどパン食べなかった。


ごはんの方が好きだからというのもあったんだけど、
パンの場合その都度パン屋さんに買いに行かなきゃいけないからなんだよ。


ごはんはお米の浸水さえ完了してれば15分で炊けるのに。
食べたいタイミングでわざわざ家から出なくてよい。



パン、作れば?



・・・って事になるんだけど、



私がつくるパンはどんなレシピでどんなパン作ってもおいしくなかった。
これずっと原因が解明出来なかったんだよね。


でも私は解明した。



家庭用のオーブンレンジ(旧)のせい。



いちおう余熱はするけど、
扉開けた時に一気に熱が逃げる。
そして焼きに入ってもたいして温度上がらない。温度が維持出来ない。
これがパンがまずくなる原因。



業務用のオーブンと家庭用のオーブンの違いは温度!!



しかも橘邸(賃貸マンション)のオーブンレンジは家庭用のオーブンレンジ(旧)。
ほら(旧)ってついてるでしょ。



回ってるんだよね。
中のターンテーブル



いまどき回ってるオーブンレンジってあんま見ないよなあ・・・。



近年の家庭用オーブンレンジはハイスペックなオーブンレンジなので
回ってないらしい。あと蒸気が出たりするみたいよ。
実家のまさにこれ。

実家から送られてくる手作りパンがどうりで異様においしいと思ったわ。





ほんとは海外の物件に普通についてるオーブンがいいんだよ。
あれ最強だよね。

こういうの。

これ食洗器じゃなくてオーブンであってる・・・よね?


海外のみたいなオーブンは無理でも
ハイスペック家庭用オーブンレンジに
買い替えれば?
・・・ってことになるんだけど、
実は私そんなに使わないんだよね。
ていうか使いこなせない。
そんな本格的なの要らない。


たまにお菓子作ったりしているだけだし。


もう回ってるのでいいわ・・・。




パンつくるなら
ホームベーカリーもあるんだけど、
やっぱりそんなにおいしく焼けない。
あれはこねや発酵に便利な代物。



ところが
パンはやっぱパン屋さん、て思ってた時
解決策を見出してしまった!!

世界一危険なブーランジェリー

失敗しなかった料理日記25。
失敗しなかった健康意識2。


スーパー内に常設されてるパン工房みたいなとこに売られてるパンは
危険な感じはしない。


でもべつにすごいおいしいわけでもないんだよね。


だったらパン屋さん行くわ、ってなる。




私が行くパン屋さん、
フレンチカントリーみたいなエントランスで
中に入るとリーンタイプ・リッチタイプの両方がバランスよく並んでる。
サンドイッチ系も豊富でカスクートがおいしい。




昔住んでたとこにあったパン屋さん(そこもすごくおいしかった)
よりは値段設定高めだけど、
味は抜群においしいパンです。


しかも、
このパンはバター使用、
このパンはマーガリン使用、
このパンはサラダ油使用、

っていう風にポップに記載してあって、
全部バター使ってるっていうていで売ってないところが安心。


私昔から基本的にバゲットみたいな油脂が入ってないパンばかり買うから
あんまり関係ないんだけど、
たまにリッチ生地のパンも買うからね。


あと、少しだけどタルトとかケーキとかも置いてるからそれもたまに。


ここほんとおいしいんだよね。
でも私が一番買うバゲットは、
昔住んでたとこにあったパン屋さんの方がおいしかった。
いまだにあそこを超えるお店みつからない。


渋谷にあるVIRONでさえ勝ててないって思った。
(VIRON、仏から輸入したレトロドールっていう粉使ってるのに。)


ストリートビューでみたらもうあのお店なかった。
たぶんもう永遠に食べられない味。








海外だと、すごくおいしい焼きたてのパンがいつでもお手軽に手に入るイメージ。
日本だとこだわってるパン屋さんじゃないといけない感じだ。
ごはんの国だからかな。



ごはんが好きでも
ごはん炊いてない、あんまり料理したくない、って時は
パンと何らかの汁物があれば食事に。
失敗ないやつだ。




とりあえず。
スーパーとかコンビニとかのパンコーナーは選択肢から外したい。
あそこは世界一危険なブーランジェリーだからな。

パンはデンジャラス

失敗しなかった料理日記24。
失敗しなかった健康意識1。


私、昔からパンは基本パン屋さんで買っていた。
だいたいいつもおいしいパン屋さん近所にあった。



でも、ごくたまにスーパーのパン売り場でパン買う事もあるんだけど。
そのスーパー内で独自に運営されてるパン工房みたいなとこのパン売り場じゃなくて
市販のパンが並ぶパンコーナー。
大手メーカーのばっかりの。



あの大手メーカーの市販のパンさ、
本気で日本人潰しにきてるよね。







食べるとわかる。
すごいやばい感じがするもん。
あれ、食べない方がいいよ。


たまに食べるぶんにはいいと思うんだけど、
常食危険。


サンドイッチ作る時とか
市販のパンでいいか作りやすいし値段も安いし
・・・って思って
うっかり買うじゃん。


まあ危険だね。


どこの大手メーカーでも
食パンですらそんななんだから
菓子パンなんて何入ってるかわかんないよ。


パン食べようと思った時に
近くにコンビニしかなくて
仕方ない時もあるとは思うよ。


そしたらヤ〇〇キはやめとけ。
必ずパンひっくり返して製造メーカー確認する。
コンビニのPVのパンはほぼ〇マ〇キ。
でもそれ以外のメーカーのもあるので、
なるべくそれに。
しかしやはりどの大手メーカーも危険な感じはする。
ただ〇〇ザキよりはましと思っている・・・。


そもそも菓子パンは食べない方がいいよね・・・。
菓子パン食べるならシュトーレンにしとこう。


普通のサンドイッチ作る時も
キューカンバーサンド作る時みたいに
おいしい食パンで作るといろんな意味で失敗しなかった料理となる。