茶日記55。
2024年春。
世の中のファーストフラッシュの発売までまだ少し期間があるといった時の事。お茶のストックを確認してて、去年買った未開封のシッキムをみつけた。
このシッキム、実は同じのをふたつ買っておいてて、ひとつは開封してわりとすぐ飲み切ってたんだけど、もうひとつは開封せずにとっておいたの。
よし、ファーストフラッシュの発売までこれを飲むとするか。
このシッキム、去年ひとつめを飲んでた時は何度も何度も抽出時間や温度を変えて最もいい味と香りを引き出す為に努力してた。
ダージリンと系統が似てる様な気がしたので、
85°C前後で淹れてみたんだけど、これじゃねえ感じしかしなかった。
いや、おいしいはおいしいんだけど、
もっと別の何かがある感じがして諦めきれない。
じゃあ熱湯で淹れてみたらどうかというと、ほうじ茶みたいな茶にしかならない。これはこれでおいしかったんだけど。
これは一体、どういう事なのか。
どうすれば•••。
この春ふたつめを開封した時、ふと思いついてお湯の温度を
78°C前後、抽出時間気持ち長めで淹れてみたら•••。
「!」
少なくとも
2種類くらいの花みたいな香りがする•••!
成功だった。
78°C前後って、紅茶としてはかなり低めの温度だし
そもそもうちの赤外線の温度計信用していいのかっていう疑問もあるけど、はかったらその温度で、
その温度で淹れたら去年飲んだ時には味わった事のないお茶になってて、これが解だと満足した。
うちの温度計ねえ•••。
ちなみにシンゲルも80°C強で3分。おいしい!
80°Cも紅茶としては低いよなあ。
もしかしてうちの温度計、10°Cくらい低くはかってしまうとかそういう仕様なのかな?
もうひとつ温度計買ってみて検証してみたいわ。
あ、それで2024年のファーストフラッシュ。
発売されてすぐ買ってみたんだけど•••。
うーん•••今年はもしかしてハズレ年なのかなあ•••。
聞いた事ない茶園のばっかり買ったからなのかなあ。
でもシーヨクも買った。シーヨクはわりと毎年飲んでるけど、こんな感じだったっけ。
あ、買ったのはダージリンね。すぐ売り切れるから。
アッサムも欲しかったけど、アッサムはわりといつまでも店頭に残ってるから、もし期間あいてもまだ欲しければその時に買う事にした。
←飲みきれないくらい大量に買うとか絶対しない。
なんか今年のクオリティシーズンはあやしいので、
最近は紅茶じゃなくて台湾茶にシフトしてる。
でもアッサムのファーストフラッシュはやっぱり気になる。今ある茶葉なくなったら買いにいこう!