ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

モラトリアム漢方薬16

その後少し期間あけてまたその薬局に買いに行ったんだ。
欲しい漢方があったの。


ひとつ合う漢方薬みつけても、
結構変えたりする。


最終的には飲まなくなるんだけど、
その過程で得るものがある。


手持ちのカードは多い方がいい。
その1枚1枚が有効であることは言うまでもないけど。





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お店に入ると、
奥からすぐに前回の経営者薬剤師さんが
シュッと出てきて接客してくれた。


なんか・・・わくわくしている・・・?!


この薬剤師さん、何かを期待しているような楽し気な感じをしていた。
私は自分の目的のものを買って帰るだけの味気ない客である為、
何もご期待に沿えないのです。



欲しい漢方名を伝えた。



薬剤師さんは、ああ、とすぐ裏へ準備しに行こうとしたんだけど、
はたと考え直して戻って来た。




経営者薬剤師さん 「軟膏・・・だけど・・・?」




あれっ?


私何か間違えてる・・・?
うーん・・・考え直すと、たしかに塗り薬の名前を伝えてしまっていた事に気づいた・・・!


えっと、正しくは・・・何だっけ。




思い出せない。
仕方ないので入ってる成分伝えた。




たしかにその軟膏にも同じ成分入ってるんだよ。
使用目的はぜんぜん違うので全く別物だけど。
私は飲むやつ欲しいのに
このままだと塗り薬が出てきてしまう。 




私はスマホで調べ始めた。




あっこれこれ。
やっと正しい漢方名伝える事が出来た。




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少しすると裏に準備しに行った薬剤師さんが戻って来た。




経営者薬剤師さん 「うちには今その漢方薬の錠剤や粉末のものは取り扱いがなくて、煎じ薬になりますがどうしますか?」




ある程度まとまった量のパッケージ商品ならお取り寄せ出来るとの事だけど、
まずは少量をお試しで短期間飲んでみたかったんだ。




お客橘 「じゃあ、煎じます。」





煎じるの久しぶりだな。
本当は錠剤や粉末に加工されたものの方が効果する気がするし、
手間がかからず飲み続けるのも簡単だ。
でも乾燥された生薬そのものを煎じて飲んでも効果がないわけではないから
またやってみようと思った。



そんな風に考えながら準備してもらってる間、
私ははっとした。



私が軟膏の名前を言ってしまった時、
そのまま軟膏を持ってこないで戻って来てくれた。
私が飲む漢方にしか用がない事に気づいてくれている。

しかも煎じ薬ではなく錠剤や粉末を好んで飲んでいる事も
なぜか把握してくれている感じがした。



前回のたった1回の短いカウンセリングだけで・・・?
私それらの事言ったっけ。
いや言ってない。



お客橘 (・・・。)



私、実店舗で漢方買う時はこれからもここにしようと思った。










こんな理由で薬局を訪れたくない。
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