ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

なじみのダックスフンド

犬日記14。
街歩きの戸惑い18。




先日出かけた場所、
半年ぶり、いやもっと・・・
1年ぶりくらいかな、
そのくらい久しぶりに
通りがかった。


自宅からちょっと離れた場所だったんだけど、
とあるおうちの前にダックスフンドと飼い主さんらしきマダムがいて、
既視感を感じた。






歩いてたら、
そのダックスフンドがよちよち後をついてくるの。




橘(あれ・・・?この子・・・。)




私は記憶をさぐりながら
よちよち後ついてくるダックスフンドをじいっと見つめた。






飼い主さんらしきマダム 「この子、悪い事しないから大丈夫よ。人が好きで誰か来ると寄っていっちゃうのよ。」


橘 (ああ!!なるほど!!)



思い出した。



橘 「以前来た時にも、寄ってきてくれたような気がします。」



飼い主さんらしきマダム 「そうそう、いつもそうでしょう?好きなのよ、人が。」





前回通りがかった時は、他にも何人か人がいて
私はこのマダムと言葉は交わしていない。
でもダックスさんは寄ってきてくれてたな。





この子、可愛いんだよなー。
つやつやのツインテールも素晴らしい。



橘 「可愛いですね。」


飼い主さんらしきマダム 「ふふふ、でも14歳だから目も見えづらくなってきてるし、耳もあんまり聴こえてないみたいなの。」


橘 「14歳!」


飼い主さんらしきマダム 「おじいちゃんなのよ。足腰もねぇー・・・。」


橘 「ダックスフンド飼われてる方は皆さん腰が・・・って言いますね。」


飼い主さんらしきマダム 「そう!だからおしりから抱える様に抱っこするの!」





抱き方も大切かもしれないけど、
やはり飼う環境。
室内で飼うとやはり体痛めやすいんだろうな。
フローリングや畳だと足裏の接地面の摩擦があまりないから・・・。
カーペットはまだいいかもしれない。


都会だと広いお庭で飼える環境は珍しいから仕方ないのかもしれない。




橘 「毛がツヤツヤですね。若い犬さんかと思いました。」


飼い主さんらしきマダム 「シャンプーとブラッシングがんばってるの!!」


だからこんなにツヤツヤなのかー。






マダムと話してたら、
お向かいのおうちに住んでいるらしきお兄さんが帰ってきて、
ダックスさんはよちよち寄って行っていた。


あの可愛らしい歩き方も、高齢だからだったのか。



外に出たがった時は
マダムが出してあげて、
特にハーネスとかもつけずに
見守りながら自由に自宅周辺を歩かせてるみたい。



次にあそこを通りがかるのはいつになるかわからないけど、
また会えたらいいな。