ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

宵のマダム

猫日記243。



実はもうおひとかたマダムがいる。




うちのマンションを出てすぐの路地の歩道の横にゴミ集積所があるの。
うちは物件内でゴミ出し可だからそこはまず通りがからない。
でも、路地の反対側から見て、
そこの近くの歩道に白黒の猫がいる事にある時気づいたの。



彼女はいつも夕方から日が落ちた後にそこに佇んでいる。
やはり首輪してて綺麗な毛並み。
全体的に黒の割合が多いけど、白黒(ちなみに非ハチワレ)。


うちのおむかいの一軒家で飼われているらしい。
飼い主さんと一緒に家に入っていくところを見た。



でもだいたいいつもひとり。



お外のニャルソックをしているらしく、
いつも歩道に香箱座りで佇んで、大通りを行き交う車をみつめている。






なんだか優雅だわーっ。







なので宵のマダム・ブランノワールって事にした。





宵のマダムも明けのマダム同様、
すごく人慣れしてて、撫でると結構嬉しそうにしてくれる。



(これは・・・!)



抱っこして頬ずりしたい!と思った。



でも抱き上げるのは恐怖感を与えてしまいそうだから、
膝に乗ってもらったんだ。


そしたら、静かにのっかったままだったので、
感動した私はマダムの額に頬ずりした。



その瞬間。



全身から拒否のオーラが出て、
マダムは膝からささー・・・
と降りると


小さい路地を横切って、
自宅のお庭の柵をくぐって、
帰ってしまった。




恐怖感を与えてしまった・・・。