猫日記141。
カブキは日に日にきれいになっていったという。
それには理由があった。
カブキはマスターのことが好きすぎて、隙をみては
マスターの膝の上に乗ったり、足にすりよったり、
これが毎日の習慣になったのだ。
そしてマスターの服は毎日汚れた。
毎日マスターの服に汚れを移すカブキ。
マスターの服を毎日洗濯するマダム。
そしてまたカブキはマスターに抱っこをしてもらい
マスターの服は汚れる。
毎日これを繰り返してたら自然にきれいなカブキになった
のだ!
マスターはその旨辛そうに語った。