ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

開き直る人々

hotakatachibana2018-08-22

有名企業のグループ会社日記30***


部署に人が増えたけど、あんまり業務うまく回ってなかった。いてもいなくてもどっちでもいい人が何人増えたところでそのコミュニティにとってなんの益にもならないということが、ほんとにあるんだなとこの時知った。むしろちゃんとやってる人にとって害だし。



土埃派遣社員女性は、それなりに仕事出来るけど、自分が損する事にとても過敏な人で、残業は絶対しないようにいつも要領よく定時で上がっていた。口癖は「貧乏くじひいた」で、定時間際に自分に仕事が集中するといつも機嫌悪くなっていた。



この会社、残業代ほぼつかない。だったら、勤務時間内に全員が定時に上がれるように意識して取り組める雰囲気があってもよさそうなのに、それもない。常にのんびりしていて、仕事の精度上げようとか、仕事たくさん抱えてる人がいたら、他の事はその人の分まで負担しようとかいう考えが全くないみたいだった。



特に、土埃派遣社員女性は文句ばっかりだし、身体弱い派遣社員女性は、定時前から仕事終わってもいないのに片付けはじめて社員さんや私にやり残しを押し付けて帰るし(その時も社員さんへと私への態度が相当違う)、出もどり派遣社員女性は、ほんとに業務経験者か疑うレベルでしかもあんまり仕事こなさないしだし、だった。




身体弱い派遣社員女性は、前ほどは減ったとはいえ、やはり当日欠勤が多かった。お母さんも身体弱いらしく、毎度の欠勤の連絡は、本人の体調不良なのかお母さんの体調不良なのかもうわからなくなっていた。



当日欠勤されると、その日いるその他の人達で業務をカバーしなくてはならないので、結構大変。でも、身体弱い派遣社員女性は特に何も言われず在籍もし続けていた。この会社の人、かわいそうな人にはとことん甘い。



私が、たまった仕事を少しでも早く片付けようとPCに貼り付いていると、以前より仕事早くなったことを社員さんから驚かれた。



土埃派遣社員女性、長くやってるのにPC操作とかあまり得意ではないらしく、「嫌いだもん!」とやけになっていた。



私もこの当時の時点でほとんどPC使う仕事したことなかったけど、この会社来て半年経たないうちに相当ブラインドタッチとか速くなった。


ブラインドタッチ出来ない人は、どこの業界でもあらゆる年代に結構いて、別にそれはおかしいことではない。必要ない仕事もたくさんあるし。でも仕事で使うなら、これ、たいして特別な能力必要ないし毎日やってれば誰でも出来ることなのに、好きとか嫌いの問題なのか。しかも、この人が仲良くしてる視線痛い20代後半正社員の人は、ブラインドタッチそのへんの人と比べ物にならないくらい速い。仲良くしててなんでそこは得ようとしないのか。あえて開き直るのか。


身体弱い派遣社員女性も、数少ないきちんと出勤している日に、過去に新卒で同業他社で契約社員して2ヶ月でやめた話をしていたが、「だって大変なんだもん。」と開き直っていた。そしてこの時に至るのか。



出もどり派遣社員女性は、飲みこみが悪くてなかなか一人立ちできないでいたが、「私ばかだもん!」と逆ギレしながら開き直っていた。


この3人は開き直るのが好きなのか・・・?



わけわかんない人達が3人もいる時点で、私この会社辞めてもよかったかもしれないと後から振り返って思う。でも、仕事楽しかったし、難易度高い業務もまだ触っていなかったので、それも心残りだった。