ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

*ドゥムーランがないはずない

hotakatachibana2007-04-30

イタリア・フランス回想記(2003年12月27日〜2004年1月1日)vol.76です。

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ドゥムーランがない。そうわかった瞬間、雑誌でみかけた【カフェ・ドゥムーランはムーランルージュの隣】という情報はよく知らない記者が適当に書いたことだと悟った。


じゃあどうやって探せば…。



私は適当に近くの路地に入り込み、坂をかけのぼった。



途中、おいしそうなブーランジェリーが目に止まったけど、とにかくカフェドゥムーラン。ところがそのブーランジェリーのすぐ先のおむかいにカフェが…。



ドゥムーランだった!!



通り掛かりの人がみんな眺めてる。私も眺めてしまった。



私は我にかえると、近くにいたムッシューに「これはカフェ・ドゥムーランですか?」と聞いた。いや、どう見てもそのものなんだけど、うれしくて聞かずにいられない。



そこからUターンして、友人の待つさっきのムーランルージュ付近へ走り戻った。息が切れて仕方ないがとにかく友人をつれてカフェの中に入りたい。



友人にみつけたことを伝えると、今度は一緒にまた坂をのぼった。












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