イタリア・フランス回想記（２００３年１２月２７日〜２００４年１月１日）vol.４６です。
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ホテルをチェックアウトすると、二人で荷物とともに再び外へ出た。
運河沿いを歩いて、橋を渡ってまた運河沿いを歩いた。パリへは飛行機で行く手はずだったので、出発地はマルコポーロ空港だ。ベネツィアからマルコポーロ空港までバスでゆく。
バス乗り場で時間を確認すると、まだ出発まで少し時間があった。運河沿いへ引き返して、おみやげを買うことにした。お店を探しながら歩いていると、ちょうどベネツィアンガラス専門店があったので、中に入った。
お店の中のどこもかしこもベネツィアンガラス製品がずらり！！！
しかも、店員さんが
「うちはみんなムラーノ島で作ってるんだよ」
というからすごくうれしくなってしまった。ムラーノ島でムラーノガラスを買うことも目的だったので、ムラーノ島へ行けなかったからせめてひとつ欲しいと思ってたのだ。
そして私は見つけてしまった。
あのガラスのペンを！！！http://d.hatena.ne.jp/hotakatachibana/20060827
うわー、１本１本微妙に色合いやデザインが違うのね！赤だったり水色だったり、筋が入ってたりツイスト型だったり。こんな美しいものが飾りでもなんでもなくて、実用的なペンなんて夢のようだ！！！しかもムラーノ製ときた。
買うー買うー。おみやげにする！！！
「ちょっと！！なんでそんなに買うの？！買いすぎ買いすぎ！！」
そう叫んだ友人は私のペン買いに反対らしかった。彼女はお金のかかることが大嫌いなのだ。
でも、私はどうしてもベネツィアの美しいペンをみんなにあげたかった。ついでに自分用にも１本。私はベネツィアにきて写真撮って美しさを満喫した。みんなにはペンを。
というわけで、友人の制約により少し本数減らしたとはいえ、渡す人の浮かんだ限りの人数分買った。足りなかったら自分用のを渡せばいいや。
やったー！！！念願のベネツィアンガラスを買ったよ！！みんな驚くぞう。バス乗り場に向かいながら、どうかガラスペンがきらいな人いませんようにと祈った。
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