ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

認識出来ていないことを認識する

自分が認識出来ている事の範囲外に
何があるのかと感じ取る事こそが重要。


これ、ほんとにみんなしない。
どんなに頭良くても、知識たくさん持ってても、
日々勉強してるような人だったとしても、
行く先々で出会う人出会う人、
自分の認識しているところだけが世界と思ってて、
それ以外はまるで存在していないかのように
考えてるみたいだった。
そこ、感じ取れるかどうかがほんと重要なポイントなのに。



私はこれもともと得意なんだよ。
素地があったし、考えも入れられたんだと思う。
つまり非常に生きづらい。



でもべつにいいと思っていた。
自分の認識している事以外に
全く目を向けようとしない人達の間で、
うまく世渡り出来たところで私には何の意味もないと思っていたから。


皆が私の事を、すごくわかりやすい性格なのに、
根本的には全く理解できないと思うのは、
そういうところに起因してるのかもしれない。




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欲しいと思ってるものが必ずしも自分を真に満たしてくれるとは限らないし、
必要だと思っているものが必ずしも自分に有益だとは限らない。
むしろそれらは自分の認識出来ている範囲外に存在していることがある。
私はいつもそれが見たくて見たくて仕方なかった。



その事が、私をインプットしやすい体質にしたように思える。




自分の触れた世界の全てから学んでいる、
と私のことを初対面で言ってくれた人がいた。
若い男の子だった。それ以来、
二度と会うことはなかったけど、結構面白い視点だと思う。


女性はまたちょっと違う視点なんだよね。
その男の子の近くにいたある女性は私を見て、
普段からこつこつ勉強したりいろんな文化に触れに行ったり、
好きでやっていることそのものが学び、みたいな捉え方。
私にそんな時間の余裕があったことなんてほとんどないんだけどさ。
舞台鑑賞も14年前に辞めてしまったし、
嫌いな環境で嫌いな事ばかりしてたし。



私インプットは意識してやる必要があんまりない。
どうせ何しててもインプットしちゃうから。
むしろアウトプットしたくてどうしたらいいのかとここ20年くらい右往左往してる。
一応2006年から、人のすすめでブロガーだけどさ。あのときはありがとうございました。




また2014年頃、ものすごくユーチューバーになることをすすめられた。
あの頃、YouTubeがものすごい勢いがあって旬だったけど、
なんかピンとこなかった。
私、YouTube自体は2007年くらいから利用してたけど、
いまだにほんとそれだけなんだよね。




だいたい、カメラの前で一人でしゃべるとか、
そんな難しげなスキルが私にあるのか。
私の予想だと、目の前に話を聞いてくれる人がいてしゃべるのとは
かってが違うような気がする。



私、リアルでは言葉少なで穏やかだからね。
そいでおしとやかでかよわくてはかない
かったらよかったなあ。




しかし、絶好調に喋り出す時というのがある。
相手が、どうしたら橘みたいになれるのか、という思考になっていて、
かつ私から何かを得たいと思っている時は会話が盛り上がる。
私もなるべく相手の要望を叶える為に必死でしゃべる。
これは男性の方が多いね。
女性は勝手にクリエイティブになっていく。



相手にもよるんだけど、
時々、相手が欲しいと思ってる情報や
本人が無意識に必要としてる情報を
私が持っていて、それを渡してる時がある。
私は全く意図せずそうしてるんだけど、
なかなか有益だなと思う。



対面ではたまにそういうことがあるけど、
ユーチューバーは簡単ではないと思うよ。
映像だけ撮ってテロップ入れるとか、
いろいろやり方はあるみたいだけど、
じゃあブログでいいやてなる。
興味はあるので、必要に迫られればやりたいけど、
何事にも時があるのさ。
そして結局ブログでいいってなる。





それなのに、初対面で会った人達は私をYouTube上で探すんだよ。
YouTubeやってなくてよかったとよく胸をなでおろしたわ。
でもやってたとしても無名の人をYouTube上でみつけるって
ほぼ不可能なんじゃないかなとは思っていたけど。




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とある大御所ブロガーさんは、普通にOLさんだけど、
本名フルネームで人気ブログを15年以上書き続けてるのに、
会社はもちろんのこと、友人知人にもばれてないらしい。
ブログは安全だ。
有名なブロガーさんでさえこうなのだからと私は常々思っていた。



ネット上で会ったこともない人に読んでもらえるのに、
読んでもらいたくない会社の人とかには見つからない。
無名ブログ最高!って思ってた。
YouTube上で私を探すような人達は無名ブログという穴場を見落としている。
見つけられるものなら見つけてみるがいい!!そう思いながら
見つからずに去った職場が複数有。




猫も杓子もYouTubeの世の中、無名ブログは彼らの認識の外!!