イタリア・フランス回想記（２００３年１２月２７日〜２００４年１月１日）vol.９７です。
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お腹いっぱいになってホテルを一人で出ると、一番近いメトロの入り口目指して走った。
雪がちらほら降り出している！
まさかこんなところで雪と再会できるなんて感激だ。
冷たく澄んだ空気を思いっきり吸いながら角を曲がったら、
犬を大切そうに抱えた年配のムッシューとすれ違った。
犬は毛が短く、そのムッシューの様子はまるで娘でも扱うような
雰囲気だった。
散歩の途中で雪が降ってきて、犬が凍えるといけないから
抱えて歩いたのかも。
さあ、メトロ、メトロ。
最終日のパリを楽しもうと固く誓った。
（しかし友人とは出来たら合流しようという緩い約束をし、最終待ち合わせ場所はパリを発つ前のホテルのフロントだった。）
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