ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

*白谷雲水峡の味

hotakatachibana2006-10-03

屋久島日記35です。

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太鼓岩を離れると、来た道とは違うもうひとつの道を通って辻峠まで戻った。どっちのルートを通っても、たとえ下りでも結局猿みたいだった。


辻峠からはもう逆に辿るだけ。もののけの森を通りすぎ、くぐり杉の横を通り過ぎ、猿がいた木の下を通り過ぎ、石の上に乗って渡った川のところまで戻って来た。その間かなりの人数の観光客とすれ違ったけど、ほとんど全員とあいさつを交わした。そしてさらに川のところで団体の観光客とガイドとはちあわせた。


ガイドの人がみなさんちょっと待ってください、と言い、私にどうぞと言ってくれたので、私は往路でもやった通り、岩の上を素早く渡って道をあけた。私が渡り終わるとガイドの人が、


「はーいみなさん、ここで水をくんでくださーい。」


すると皆それぞれのペットボトルに川の水をくみはじめた。ここの川の水って飲めるの!?驚


・・・ラーケンを持ってくればよかった。屋久島にもってくることじたいしていなかった。せめてペットボトル・・・泣。そういえば宿を出てから水一滴も飲んでない。ご飯も食べてない。そんなに喉乾いてなかったけど、白谷雲水峡の水はうまいにちがいない。そう思ったら飲まずにいられなかった。


水依存症YAKUSHIMA2006。ガブガブ。顔も腕も洗って、水がお昼ご飯。ガブガブ。


「はーい、皆さん水はまだいくらでもありますからねー。先に進みますよー。」ガイドの人は言った。みんな行ってくれ。私は団体の一員ではないから水を飲む。白谷雲水峡に住みたいと最も強く思った瞬間だった。

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屋久島日記以外にもアップすることはいっぱいあるだけじゃなく、書きたいこともいっぱいあるのにゆっくりパソコン開いてる時間ない泣。どうなるんだろうこのブログ震