3月11日の震災で亡くなられた方にとって、数えて昨日が、実質今日が49日だそうです。
30年ちかく前に、日本海中部地震という大きな地震が秋田県沖でありました。
当時私はまだ小さかったので記憶にないけれど、大きな地震は今回以外にも体験していることになります。
私が当時住んでいたのは内陸だったので、津波の被害はなかったけれど、当時海辺では被害があったそうです。
私が小学生の時に聞いた話ですが、日本海中部地震の日に、ある小学校が男鹿方面へ遠足に行っていたそうです。
先生と児童がバスに乗っている時に地震が起こり、それほど大きさを認識しないまま目的地の海辺へついて、昼食となったそうです。
そうして津波にのまれてしまったのです。
小学生のときにこの事を聞いて以来、私はずっと忘れられずに時々は思い出していました。
何度かこの津波のあった場所に行く機会があったことも理由のひとつであると思います。
そして20年くらい津波の恐ろしさをずっと意識していました。
私は日本海中部地震の被害者とも東日本大震災の被害者とも知り合いではありませんが、そういう風になくなった方がいるということを忘れてはいけないと思っています。