赤毛のアンって、小学校の図書室に何冊もあった。
訳者と挿絵が違うだけで同じ内容の。
それでその中の1冊を当時借りてみたんだけど、
アンが、迎えにきたマシュウに「もしきてくれなかったらりんごの木に上って夜を過ごそうと思ったの」と言ってるとこまで読んで、図書室に返してしまった。
訳の仕方がまずかったのか、当時あまり面白いと思えなかったんだよ。
でも中学生のときにテレビで映画が放映されてるの見て、
一気に好きになったんだ。
しかしこの時母にテレビ見るの邪魔され、一部しか堪能できなかった。
そしていつのまにか忘れてしまった。
しかし再び高校生のときテレビ放映されてるの見て、もう大好きに。
ミーガン・フォローズがアンそのものでしょ。彼女以外考えられない。
そして当時を再現したプリンスエドワード島の美しさに夢中になったよ。
今再び見返してみて、
この作品が心に残るのは、
プリンスエドワード島や数々の事件や当時の人々の服もそうだけど、
なによりアンの人生への向き合い方が素晴らしいからだと思う。
イマジネーションが彼女の最高の宝物で、
常に自分の視野とその先まで明るく照らすような
発想が彼女自身を導いている。
そこがたくさんの人の心をうつのかも。
でも、赤毛のアンが好きな人って必ず本から入ってて、しかも何度も読み返してるみたい。
私、読み返すどころか、りんごの木のところまでしか読んだことないよ・・・。
そうそう、このりんごの木、映画ではさくらの木ってなってた。