ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

*バレエの舞台を観にいきたい

hotakatachibana2007-01-03

イタリア・フランス回想記(2003年12月27日〜2004年1月1日)はお休みです。



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2006年はちっともバレエの舞台を観にいけなかった。どちらかというと、自分がレッスンするほうに一生懸命になってたのだ。感動の涙より、筋肉しぼって汗を流した年だった。

2007年は2005年以前のように舞台に通いたい。通うと言ってもバレエ鑑賞にとてつもない熱を入れている人に比べたらぜんぜん通ってることにはならないかもしれないが、これでも2005年以前は、たくさんいい舞台を見たのだ。


まず記憶に新しいのが、2005年12月のギエムの「最後のボレロ」。

私は東京文化会館公演と、市川公演の2回観に行ったんだけど、どちらかというと東京公演の私が観た日のボレロのギエムが素晴らしかった。ギエムってやっぱすごいと思った数分だった。ギエムってニーナみたいな華やかさだったり親しみやすさがないけど、圧倒的なの。どちらも美貌の持ち主だけど、ギエムは自分の存在自体を強く表現していて、それがバレエを通すとこれまた素晴らしい。たぶんギエムにとってはそれが一方通行であっても、その素晴らしさを周りがほっとかない。賞賛され、認められる。なんてアーティストそのものな人なんだろう。

あの日のボレロのギエムはさりげなくたのしげだった。観客が息を飲んでみていたし、ギエムも調子よさそうで、美しさはもちろんだけど、そんな雰囲気が観ていてうれしくなった。

終演後、楽屋口で出待ちをしてプログラムの表紙にサインもらいました。実はまさか会えるとは思ってなかった!ちょっとだけ、ファンサービスはしないだろうと思ってたんだけど、なんと係の人がギエムのためにテーブルとイスまで持ち出して、即席サイン会となった。案の定楽屋口は長蛇の列・・・。そりゃそうだ、世界のギエムだもの。ちなみに市川公演のときは「美と神秘のプリマ」のDVD本体にサインをもらいました。

そういえばニーナのときもこんな風にサインしてもらった。世界的スターは親日家?

でも、今世界一いい舞台が観れるのは日本だからかな、と思う。


美と神秘のプリマ
http://www.balletballet.net/2006/05/post_7.html



ちょっと数日に渡って過去に観た舞台について書いていく気です。