屋久島日記１６。
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灯台を後にするといなか浜へ。いなか浜はウミガメの産卵が見れる場所で、時期がまだぎりぎり見れる時だったんだけど、もう一度夜こなくてはいけないということと(まる二日寝てないのに)、カメは泳いでる状態が好きなのでやめた。
一湊には貝殻がほとんどないけど、いなか浜にはざっくざく。夢中で貝を求めて他には何も見えてなかった。ひゃっほう貝がいっぱい。でも砂に足とられて何度か現実に戻った。どの貝も指先よりも小さなものだったけど、ひとつだけ全長4センチくらいのが砂に横たえていて、他の貝殻とあまりに様子がちがうのですぐに拾うのがためらわれた。
まさかまだ'み'が入ってないでしょうね。指でつついたら動かなかったので拾った。しかしその裏側が口とキバみたいななりで、少々ひるんだが、珍しいし'み'はもういないみたいだしとりあえずお持ち帰りとなった。
出会えたのがお亡くなりになられた後でほんとによかった。アーメン。
