ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

*さばぶし工場と縁が薄い

hotakatachibana2006-08-17

屋久島日記17。


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いなか浜を後にすると、車の中から夕焼けが見えた。金星らしきものも一緒に撮れたよ。もう後は宿に帰るだけ。がんばってあそんだなあ。流れる景色を見てたら、一湊が近づいたところで工場が連なる場所が見えてきた。


あー!!さばぶし!!


知人の知り合いが経営しているさばぶし工場に、一湊で泳いだ後にお邪魔する予定だったのだ(近いから)。でも予定外に遠出してしまったので、もう19時を回っていた。工場は17時くらいまでと聞いていたので、もう間に合わない。


ガイドの人が車を止めてくれたし、工場には人がいるみたいだったけど、あきらめた。さばぶしは屋久島の特産物で、ほんとにおいしい。野菜と一緒に食べても味噌汁に入れても美味というから素晴らしい。実は屋久島入りの前日、神奈川の知人宅でさばぶしとタマネギのマリネを作ってもらってごちそうになったのだが、おいしすぎて魂が抜けたかと思った。さばにやられている。しかもいっぱい食べてもぜんぜん体がつらくならなかった(魚を見ると胃が底無しになる旨を言ったせいかたっぷり作ってくださった)。


さばぶしはいい!!屋久島でおなかいっぱいのさばぶしを食して実家用にどっさり買ってくるのがその期間の人生の目標だった。なのに・・・。さよならさばぶし。また明日。翌日の白谷雲水峡と川泳ぎから帰ってきてからまた一湊に来ればいいさ!!さばぶしは逃げない。


車はまた宿に向かって走り始めた。