プレトウシューズをシルビアで予約して、一蘭でラーメン食べたのがおやつの時間みたいな時間帯だった。もう昼御飯なのか夜ご飯なのか分からなかったけど、夜ご飯にした。夜に時間と胃袋を空けておきたかったので、満足。
プレトウシューズ、ソフトでくるかハードでくるか、もやもやした。が、ソフトだったらバレエシューズに近い感じで無理なく足裏鍛えながら練習出来るし、ハードだったらちょっとがんばってトウシューズ寄りの感覚をつかみながらさらなる足裏強化を目指そうと思った。予約できて良かった。満足。
帰宅して、そしてその夜・・・。久しぶりにストレッチとかしてみようと思ったの。
シルビアで1番で立った時、大転子が骨盤の背中側へ旋回して納まってる感覚があった。私これ、バレエやってた時でさえ味わった事ない。
シルビアでのこの感覚が忘れられなくて早くも身体の調整をし始めた。
私もしかしてバレエむいてるのかな、と一瞬思ってしまった。
30分くらいストレッチしたり身体をほぐしていると、
最初は、昔よりだいぶ硬くなってるなあと思ったのに、どんどん柔らかくなっていった。
試しにスプリッツしてみたら、出来た。
そういえば、忘れてたけど、私生まれつき身体柔らかいんだった・・・。
生まれて初めてバレエ習った教室に通っていた時、1か月もしないうちに前後左右のスプリッツが出来て先生におどろかれてたなあ。
その後、引っ越して違う教室に通ったり、いろんなバレエスタジオでビジターレッスン受けたり、チケットで通ったりしてみて、数年でやめてしまった。
私、自分が上達しないのは、向いてないからだと思ってたんだけど、やっぱりいろいろ腑に落ちないことがある。
一番嫌だったのが、完璧にアンドゥオール出来ないこと。自分で出来ない理由が半分くらいは分かっていた。けどあと半分くらいは分からない。そしてどうしたら改善するのかも分からない。バレエの先生達は、そこは一切注意しないしアドバイスもしなかった。どこのバレエ教室に行っても、私が一番知りたい事を教えてくれる先生というのはいなかった。
「そんなに身体柔らかいのになんで開かない(完璧にアンドゥオールしない)んだろう?」と首をひねる先生もいたくらい。当時の私は、バレエの先生にもわからないのだからやっぱり私のやり方がまずいのかなと思っていた。(←まずはなんでも自分に原因があると考える性格)
趣味でバレエやってる人の大半は、アンドゥオールしてるしてない以前に、開こうという意識があんまりない人が多かった。どっちかというと、脚を高くあげたいとかアンシェヌマンでたくさん動きたいとかいう人が多かった。
あと、バレエのグッズはとにかく可愛いものばかりなので、ピンクのタイツにバレエシューズと巻きスカート、レッグウォーマー・・・と揃えて、身に付けての習い事が単に楽しいという人も多かった。
私はとにかくアンドゥオールを完璧にしたい人。脚がちゃんと開いてないことがとにかく気になった。その原因を完全に突き止めることが出来ないし、的確なアドバイスくれる先生を見つけることが出来なかったので、バレエから離れてしまった。
だってきちんとアンドゥオールしてないと、どんな動きしてもつまんないんだもん。そしたらバレエに必要なお道具も色褪せて見えてきてしまう。脚が高くあがっても、ピルエットが何回回れたとしてもおそらく満足出来ない。
開く意識が足りないせいでアンドゥオール出来てないのであれば、不完全ながらもバーレッスンをこなし、たくさんのアンシェヌマンを覚えてとにかく動いて身に付けていく、というのでもいいと思うけど、おそらく私の身体はそうじゃないと察知していた。
バレエ教室はどこもグループレッスンだから、そこまで一人一人きちんと見てもらえないというのもあると思うし、そもそもバレエの先生達はバレエの事しか知らなそうだった。
そう、おそらく神経や身体の構造上の事はもっと違うところからのアプローチが必要なのだ。
プレトウシューズを予約したことにより、いろいろ思い出したし、これからどう動いていけばいいか見えてきた!!