ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

変化しすぎた犬

犬日記9。



#メリーはメリー2。





いや、腑に落ちないのはこっちですよ。



おかしいでしょ。
写真と違い過ぎる。



母橘 「あれはちっちゃかった時の写真だもん。」




変わり過ぎていてその理由が真実に思えない。
耳も毛の色も質感も顔立ちも面影すらないよ!!








帰省橘 「ねえ、メリーはパーマかけてるの?」


母橘 「かけてないよ。」


帰省橘 「じゃあ毛を染めてるの?」


母橘 「染めてません!」


帰省橘 「この子ほんとにメリーなの?あの写真の?」


母橘 「メリーだってば。」




メリーはゴールデンレトリバーラブラドールレトリバーのミックスだった。





メリーの毛は仔犬時代の写真の色と全く違っていた。
それは写真だから違って写っていたのかもしれない。
でも、色が•••あえて染めたみたいな絶妙な色だった。


しかもツインテールの巻き毛が
人工的なほど均一なウェーブを描いて
パーマかけたみたいなヘアスタイルだった。


なにこのおしゃれ犬。


この子がメリーだと•••?!






メリーは相変わらず腑に落ちない顔して私を見ていた。



だから腑に落ちないのはこっちです。



母が近くに座った。



帰省橘 「ねえ、メリーを散歩に連れてっていい?」


母橘 「だめだよ!!」



なんでよ。



その理由は数分後明らかになった。


ガヴァ!!



母が一瞬の隙を見せた瞬間、
メリーがその背中に覆い被さった!!