ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

デフォルトがバグだらけ2

私、もともとぼんやりしてるところがあった。



正確にはぼんやりしてしまう外的要因があると
脳の動きがストップする、という事なんだけど。




あれは小学校低学年の頃。



担任の先生の話を聞いても、なんかあんまり入らない。
勉強が出来る出来ないとはまた別のところだった。


いちおうそれなりに理解できるし、
テストの点数もそこそこ。


それなのに、授業とかでこの担任の先生の話をずっと聴いてると
頭がぼんやりしてくるんだよ。


眠くなるというわけではないし、
何かがわからないという事ではなかった。


この担任の先生、ベテランの女性の先生で
小学校1年~3年の3年間お世話になった。
今年も同じ先生だーという安心感があったし、
好きか嫌いかで言ったら好きだった。


でも、この先生の話聴いてると、
特に1対1で話してると頭が働かなくなっていた。



決定的だったのは、
授業中あてられて、答えなくてはいけなくなった時。
その時までは答えちゃんとわかってたのに、
さされたとたん頭が働かなくなってしまう。
答えわかってるから、わからないですとも言えない。


・・・。


周囲からはわからなくて考えてるんだと思われてそうだったけど、
あれ、突然脳の働き停止してたんだなと今ならわかる。


たまにこの先生に話しかけられて、
1対1で話す事があった。
(私は自分から親しく先生に話しかけるタイプの子じゃなかった。)


すると、全く頭働かないし先生が何を言わんとしてるかも察する事が出来ず、
会話がうまく成り立たなかった。



その為、通知表に



「何事においてもとても丁寧で、字もとても綺麗ですが、
非常に独特です。」



と書かれていた。


(母ショックを受ける。)←人と違うという事にアレルギー反応示す。





当時は私がぼんやりした性格だから、
少しずつ直していったほうがいいのかも・・・と思っていた。
だって他の子は特に違和感なく授業聴いてたし。


でもたぶんこれ、この担任の先生が
世の中の多くの人と同じ様に
頭が働いていなかったからの様な気がする・・・。
頭が働いてないなんていうと失礼な気がするけど、
他にどう表現していいかむしろわからない。


この先生、てきぱきした人で
話し方もきびきびした感じの先生だったんだけど
そういう問題じゃないんだという事が今ならわかる。






小学4年生になって、担任の先生が変わった。
20代後半の若い女性の先生だったんだけど、
今思うと話す内容が当時としてはかなり斬新だった。
この先生、個人的にいろいろ勉強してたんだなという事が今ならわかる。


この先生に変わってから、やや頭が働くようになる。
(また別の日に書きます。)




こんな風に、どんな人と接するかによって
かなり影響受けていた。






これは社会に出てからも同じで、
とある職場でずっと働いていた時は、
全く頭が働かず、
例えて言うなら
アクセルを踏みながらブレーキかけられてるみたいな感じだった。
まあこれ例の姑職場だったんだけど。


この職場の人達、皆それなりに頭良くて仕事も出来て
本人達もその事に誇りを持っているみたいだったけど、
かなりの奴隷体質だった。
つまり私は全く頭が働いてない人達に囲まれて仕事してたわけだ。



この職場辞めても1年くらいはあんまり頭働かない状態が続いていた様に思える。
とんでもない後遺症だ。



ところが。



それ以降はどこの会社に行っても
そこそこ頭が働く様になった。
あまりに仕事で結果出すので表彰された事もあった。


前は何やってたの?って聞かれる事も多々有。
むしろ何も出来ない状態から比較的マシになっただけなんだけどね・・・。


この当時の時点では、
以前と比べてマシ、という状態。
別にたいして頭働いてない。


それがある時から息を吹き返した様に180度変わった。



(世の中の多くの人は私の様にダイレクトに影響を受ける事はない。
受けていても自覚する事はない・・・。
私を含めた少数の人は相当影響受けると思うけど、
人によってすぐ立て直せるとか
そこそこ影響はあるけどそこまでじゃないとか
いろいろパターンありそう。)