ぽとりと落ちたノスタルジア

最近の日記は数年前の日記を書いている。時々リアルタイム日記を挟みます。

黒麦3•蕎麦喰いは見た

結局残した山葵はそのままにお店を去った。





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後日、紹介してくれた知人に食べに行った事を報告。
山葵についても報告。




「なんだ、言えば包んでもらえたのに。」




ええっ!?





「遠慮せずにこの山葵くださいって言えば良かったんだよ。」





そうなの?!






残した山葵を持ち帰りたいなんて、
お店に迷惑かと思って言えなかったんだよ!



私の山葵ー!!




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ところでこのお蕎麦屋について知人から、
事前に跡継ぎ事情についてちらっと聞いていた。



なんでもこの蕎麦屋のオーナーには一人息子がいて、
これがどうしようもないドラ息子なのだそうだ。


跡継ぎにしようにも全く店に寄り付かず、
かといって他で何か仕事をしているわけでもなく、
オーナーさんはほとほと困っていたとか。




「ほんとどうしようもない息子なんだよ。」




知人は言った。
私は、何か他にやりたい事があるとかなんじゃないのかと言うと
全く違うただのドラ息子と反論された。




そうなのか•••。




私はそのドラ息子と会った事もなければ
見たことすらないからな。



あ、そういえばお店でオーナーさんらしき人はいなかったよ。
その代わり、礼儀正しく腰の低い青年が接客してくれた。




「そいつがドラ息子だよ。」



はっ?!



「更生したんだな。」



いやいやいや、ドラ息子要素が1ミリもない店員さんだったよ。



「だから更生したんだろ。」



ないないないない、あれはきっと社員かバイトで雇われた人だって。



知人は
あそこは身内しかいないんだよ!!みたいな事を言って
「そいつがドラ息子。」しか言わなくなった。




う、そー•••。
だって物静かで真剣に仕事をしていて、お客様にも真摯に対応していたの私見たんだけど•••。



•••。




あれは替え玉!!ドラ息子消えた!!












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